こんにちわ、ジャムジャム工場長こと、劇団ジャムジャムプレイヤーズ制作の勝木です。

先週末、劇団員稽古があり、今週末から本格的に稽古が始まります。「とある家族の輪舞曲」です。劇団ジャムジャムプレイヤーズ待望の新作です。

稽古を前に制作は準備の7割ほどが終わりました。
制作の仕事は、先回りが重要です。一人でコソコソと準備を進め、稽古が始まったら、状況に合わせてそれを動かす。先回りってことは、つまり準備です。
そして、それは計画に基づいて行われます。

計画と準備、先回りの心がけ。

私が心掛けているのは、フィールド作り。作家、演出家、役者などのクリエーターたちが自由に走り回れるフィールドを作ること。

制作は奴隷ではありません。確かに雑用が多い仕事です。そして、小劇団の制作は、どちらかと言えば、自己主張が少ない、大人しく、控えめで言われた事をこなすタイプの人が多いようです。まあ、役者ではない人がやるポジションだと捉えられがちですから、そうなんでしょう。

それが制作ではない。私はそう主張します。

制作とは、半分はプロデュースです。小劇団であればあるほど、その割合は大きい。そして、前に書いたようにクリエーターの先回りをし、フィールドを作る仕事なのです。だから、言われた事をやっていては、先回りもフィールドも作れません。

もちろん、制作の自己主張が激しすぎては暴走します。リーダーではないので、代表やクリエーターの要望を聞きながら、何をして欲しいのかを感じて、先回りするのです。

ただし、要望を聞いて叶えるのは、受動的過ぎます。大事なのは要望を捉えること。感覚としては少しだけ先回りする感じです。

少し先を行きながら、計画と準備を進めます。これは極めて能動的に自分から動きます。よく計画が不十分で、計画が後から追いついていくような事があります。
これは苦しいです。対応が後手に回れば、奴隷度が上がります。これをやってると、いつの間にか言われた事をやるようになります。

常に先手を打つ。私の場合、自分の時間で自分のペースを保ちつつ、準備をどんどん進めます。「これは、今じゃなくて、いついつまでだから」
こうやって先送りするのは、後で苦労を作るだけです。
公演が近づけば、制作は雑用も増えますし、票券整理も大変です。余裕がなくなり、先回りどころじゃなくなる。この余裕も先回りのために必要なことです。そのためには準備しかないのです。やれるうちにガンガン進めるしかありません。

私の感覚では、本番当日は、ほぼ仕事が終わっている状態が理想です。残るはお客様を迎えるだけだ。この心構えであれば、実際にお客様が来て、何かあっても落ち着いて対処できます。
受付でお客さんに制作さんって大変そうだなぁなんて思われてはいけません。

大事なことは、お客さんに当日、気持ちよく作品を鑑賞して頂くことですから。

お客さんの前で制作同士がコソコソ打ち合わせ、なんてことないようにしたいですね。