こんにちわ、ジャムジャム工場長こと、劇団ジャムジャムプレイヤーズ制作の勝木です。

劇団ジャムジャムプレイヤーズ第27回公演「とある家族の輪舞曲」(10月24日~27日、浅草橋アドリブ小劇場)の稽古開始が迫っています。
で、制作は今、ちょっとした書類やら何やらを作成中です。

そんな制作が今回、打ち出すのが、全席指定。

演劇を観劇しようとチケットを取る場合、ほとんどが全席指定。紀伊国屋ホールでも本多劇場でも全席自由ってありません。
ですが、小劇場では、ほとんどが全席自由。それはどうしてなのか?

1.小劇場の客席が座席指定に適していない。
これは大きな理由の一つでしょう。ベンチシートや桟敷席では難しい。でも出来ない事はない。だけど、ちょっと面倒。
多いのは、客席をパイプ椅子などで自分たちで組む劇場。そして、その客席は当日現場処理で行われる場合がある。おおよその座席数は計画されているが、座席レイアウトは劇場入って考える。これでは全席指定なんて恐ろしくて出来ません。
また、公演数か月前には舞台の大きさが不明だったりして客席レイアウトが作れないことも。

2.全席指定のオペレーションが面倒
小劇場で公演を打つ規模では、プレイガイドなどに委託することは出来ず、結局手売りに依存してしまう。手売りは仕方ないが、票券処理や座席手配なども自分たちでやらねばならない。
しかも、制作一人で予約を受けて、座席手配をし、二重売りを防止するとなると、アナログでは追いつかない。場合によっては制作が役者と兼任だったりする。
かなり効率化されたオペレーションでないと、制作さん一人でやるのは大変です。

で、大変だからやらないのか?私はそこに疑問を感じる。大変なのは当然です。自分がどれだけ仕事をするのか。制作は何をする仕事なのか。

そこまで言って、全席指定をやる私。どうして?
全席指定と全席自由の決定的な差があるから。

全席自由は、予約時期はいつでもよくて、どれだけ早く当日劇場に来るのか。それが大事。

全席指定は、劇場に来るのは開演時間まででいい。どれだけ早く予約をするのか、それが大事。

どっちがお客様へのサービスなのか。

だから、やるんです、全席指定。大変なのは分かっています。それはやらない理由にならず。
やってみると、結構便利です。ハンドリングが効くし、誰がどこに座ってるのか分かるし、当日の場内整理はかなり楽です。「そちらの席は空いてますか」ってやらなくていいんです。

ちょっと長文でしたが、ご愛読ありがとうございました。