サッカーの試合でゴールを決めるための思考方法と、認知科学コーチングにおけるゴール設定には深い共通点があります。どちらも「先にゴールのイメージを描き、そこから逆算して考える」ことが成功への鍵となるからです。
サッカーの場合、まずゴールのイメージを明確に持ち、そのビジョンをもとにプレーを組み立てることが重要です。逆に、ディフェンスラインや敵チームの動きを基点に下から順に考えるやり方では、相手に主導権を握られやすく、ゴールに至る流れを構築するのが難しくなります。このアプローチでは、チーム全体の意思統一も図りづらいでしょう。
一方で、ゴールから逆算して考えると、自分たちがプレーの主導権を握りやすくなるだけでなく、チームの意思統一も自然と進みます。例えば守備においても、ディフェンスラインからではなく、フォワードからプレスをかけることが基本となります。
前線からのプレッシングは、守備を自分たちでコントロールできるだけでなく、ゴールへの流れを意識した戦術そのものです。このように、ゴールへのアプローチは「前から」が原則であり、その考え方が戦術全体を支える柱となります。
認知科学コーチングでも同様の原則が適用されます。コーチングの基本である「現状の外のゴール」を設定する際、まず未来の理想像や目標を設定します。そして、その未来の視点から現在を見つめ直すことで、進むべき道筋が自然と見えてきます。このようにゴールから逆算することで、自ら主導権を握り、周囲を巻き込みながら目標達成に向けた行動を起こしやすくなるのです。
サッカーにおけるゴール設定も、認知科学コーチングにおけるゴール設定も「未来から現在を見つめる」という逆算思考によって、行動やプレーの質を飛躍的に向上させる点で非常に似ています。また、このアプローチは単にスポーツやコーチングに限らず、仕事や人間関係といったあらゆる分野において共通する絶対的な原則だとおもいます。
ゴールを明確に描き、そのビジョンをもとに行動することで、これまで見えなかった可能性が開け、「ゴール」への道筋が浮かび上がるのです。
これが人生の受動権を取り戻す方法だと感じてます