「鯨が消えた入り江」 初日に 観てきました。
テアトル梅田で見ました。
現テアトル梅田、場所が元「シネ・リーブル梅田」のところ。
つまり「シネ・リーブル梅田」が「テアトル梅田」へ名称変更
したそうです。
梅田スカイビルに行ったのは2年ぶり。
しかし、いろいろ変わってましたね~。 地下道がもうなかったし。
さて、「鯨が消えた入り江」
良かったですよ。
単純な話じゃないところが良かったです。
いろいろ考察が必要ですね。
繊細な青年二人の物語。
2003年、2013年、2023年。
そして、2020年。
劇中で重要になってくる2020年の花火大会。
実際、2020年に「春夏秋冬 A Balloon’s Journey」が入っているアルバムが
出ました。
映画が始まって香港の人気作家天宇のことは何となくわかる気がしたのですが、
どうも阿翔のことがよくわからない。途中でうすうすもしかしてと思うものの。。
脚本が上手いからか、レスリーのことに気をとられるからか、阿翔については
わからないまま、話が進んでいく。
そして、最後の方で阿翔のことがわかりました。
それがレスリーのこととつながっていて、わかったと同時に我慢できずに泣いて
しまいました。
阿翔の本名、金潤發。(ユンファかいとつっこんだり)
レスリーファンはあっと思うところ多いですよ。
阿翔の部屋に貼ってあった烈火青春と星月童話のポスター。
日本版はこれです。
劇中、ブエノスアイレスや欲望の翼を彷彿とさせるシーンもありますし。
「頭コンクリ」が石頭。よくこれを漢字で書いてくれました。レスリーファンは
ピンときますよね。(さらばわが愛 覇王別姫の小樓の幼名)
阿飛も。阿飛正傳・欲望の翼ヨディからきてるし。
前から聞いていた2023年レスリー・チャンのワールドツアーのポスター。
どんなだろうと思っていたら、素敵でした。
もし、本当に2023年にレスリーのワールドツアーがあったとしたら
想像もつきません。何せレスリーと言う人は10年先を走る人でしたから。
「鯨が消えた入り江」凄く人気があるので、観に行けるかどうかわからなかったけど
初日に行けて良かったです。できれば、もう一度観に行きたい。
追記
ようやく、パンフレットを読みました。
テレンスラウとフェンディファンは5歳違うんですね。
ほぼ同い年かと思ってました。
そして、監督のコメントを読んで、なるほどと思うと同時に
そうだったのかと思うことも。
当時はレスリーの曲「春夏秋冬」を使う予定はありませんでした。しかし、
制作の中で「春夏秋冬」これが私たちが描きたい「時空の交差」や「かけがい
のない出会い」を表すのにふさわしい曲だと感じるようになったんです。
レスリー・チャンのアルバム「REVISIT」を再び聴きました。
曲は「春夏秋冬 A Balloon’s Journey」
歌詞は「ファイナルカウントダウン」日本版に入っている和訳
を読みながら聞きました。
和訳がとても素敵なんです。
この曲を映画に使った意味が分かる気がしました。
そして、映画館でレスリーの曲を聴きたいと思ってましたが
実際、映画館で聴いたら自分で思っていた以上に感情的に
なってしまい泣いてしまいました。






