「チャンシルさんには福が多いね」の偽レスリー? を予告編で見た時は
微妙やなと思って、見に行くのをためらっていたのだけど、チャンシルさんに
出ている大家さん役が「家に帰る道」に出ていたユン・ヨジョンさんだと知って、
観てきました。
ユン・ヨジョンさん、「家に帰る道」では現役バリバリのお医者さん役だったのに、
チャンシルさんではかわいい大家さんになっていた。(⌒∇⌒)
そして韓国の幽霊レスリー。最初、タンクトップで出てきた時には笑ったわ。
変な走り方するし全然似てないやん。
でもね、その韓国幽霊レスリーが見ているうちにだんだんかわいくなってくるのよね。
大家さんの亡くなった娘さんがレスリー・チャンのファンだとわかってから、私の韓国幽霊
レスリーを見る目が変わった。
娘さんの部屋にはレスリーのビデオとか置いているを見て、自分の実家の部屋のことを
思い出ししんみり。
チャンシルさんが仕事も恋愛も上手くいかず、レスリーのビデオとか本とか捨てようとすると
韓国の幽霊レスリーが泣きそうな顔をしてるの。
私も実家に置いてある本やビデオを処分しようと思っているところだったから、本当のレスリーが
泣くかな。寂しがるかなと思ったり。
でも、今の家にはDVDもCDも映画のパンフレットも本もたくさんあるからね。
レスリー泣かなくていいからね。
チャンシルさんの好きな映画、映画にかかわろうとするきっかけの映画を幽霊レスリーに
話している時に出てきた映画が『ジプシーのとき』『ベルリン・天使の詩』
『ベルリン・天使の詩』の仏題の日本語直訳は『欲望の翼』だよ。
だから、同じタイトルの香港映画『欲望の翼』のヨディが出て来るのかな。
そして、韓国レスリーは幽霊じゃなくて天使なのかもしれない
最後の方では韓国レスリー、黒タートルを着てた。
よく見たら、韓国レスリーもハンサムやね。
「チャンシルさんには福が多いね」のラストシーン、良かったよ。
きっと本物のレスリー・チャンならそうすると思うよ。
いい映画なら拍手するよ。
レスリー・チャンも自分の監督作品を残したかっただろうなぁと思ったら泣けてきた。
映画愛にあふれた映画でした。
そして、キム・チョヒ監督、レスリー・チャンのこともちゃんと愛してくれてありがとう。