前回に引き続き回想記②
ようやく先輩が解放された〜(*≧∀≦*)
その喜びも束の間・・・
先 「うっっ」
私 Σ(゚д゚lll) (また固まる)
先 「娘!!娘はどこ???」
私 「・・・(;´д`)」
「すみませんが、さっき通り過ぎて行きました」
先 「声が聞こえて追いかけるのに、
見つけられないの」
「娘はどこ???」
私 「分かりません」
「泣きながらお母さんを探して
通り過ぎました。少し前ですよ」
先 「ずーっと探しているの。
追いかけても追いかけても見つけられない」
私 「あのーすみませんが、
どうしてこんな事に?」
先 「生活が苦しくて苦しくて...」
「どうしようも無くて...」
「娘を連れて山へ...」
私 「そうだったんですか?
大変だったんですね...」
※この間、お母様がお辛かったお話を伺ったのですが、あまりにも怖すぎて詳細を忘れてしまいました。ですが、私も貧乏大家族で育っていますので、当時若かったとは言え、そのご苦労は痛いほど心に染みた覚えがあります。とに角無言の時間も含め数十分、傾聴していました。
先 (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
※泣き続けていたお母さんが、
突然ハッとした表情に変わり
「灯りをください」
私 「(*⁰▿⁰*)!!!」「灯り???」
※当時流行っていた、大きな球体のマルチタッチセンサーライト(タッチするごとにカラーが変わるタイプ)これしか無いけど???点けてみた!!
先 「眩し過ぎる
( *`ω´)」
私 Σ(゚д゚lll)
他にないけどどうしようΣ(゚д゚lll)
そうだ!!
きっと蝋燭みたいな灯りのことかも!!
タバコを吸う先輩のお部屋に行って、
ライターを借りて来よう
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
私 無事に別の先輩からライターを拝借し
「見つけました!!これでどうですか???」
※ライターの火をつけ
そーっと見せてみました:(;゙゚'ω゚'):
先 「あー良かったー。
これで安心して行ける」
「ありがとうー」「ありがとうー」
※冷たくなった先輩の両手が私の手を包み込んで、何度も何度もお礼を言って下さりました。
私 「いいえ、どう致しまして」
「娘さんに会えると良いですね」
先 「・・・」
「うっっ」
先輩は無事に戻りました。
相当なエネルギーを消耗したようで、その後直ぐに眠りましたが、お二人が身体に入ってきたことは分かったそうです。
その後先輩は結婚、出産を経て霊媒体験がなくなったと伺いました。
私は今でもこの事は忘れられず、娘さんには灯りを灯してあげられなかったことが気になります。
ですが、きっとお母様が連れて行ってくれたと信じています。
どんなに辛くても、苦しくても、生きていればきっと良いことがあるはず。
絶対に寿命が来るまで生き抜いてみせるぞ
\\\\٩( 'ω' )و ////
同じ貧乏経験者であり、当時はもっと勉強したかったと悔やんでいた自分でしたが、この件をきっかけに頑張り続け、電気、ガス、水道を停められつつ、何とか専門学校に自力で通い続けました。
資格を得て貧乏脱出を夢見てがむしゃらに働き続け、数年前には、寝ずに働き続けた事で病魔が巣食って死にかけ現場を離脱(^◇^;)→結果、再び極貧生活(涙)
ですが前向きに治療を継続し、今は元気すぎるほどに復活致しました。(巣食られたままですが(^◇^;))
ただ今専門職の現場復帰に向け、リハビリパート勤務&就活中です╰(*´︶`*)╯♡
「生きていれば
前向きに頑張れば
きっと良いことが有る」
無理やりにでも
「笑顔を作りましょう〜♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪」