午前中の回診が始まりました
医師と看護師が
Aさんの術後創を確認に来ます
私はその前にAさんの創部が見えやすい様
準備をしようとしました
私;Aさん、先生が傷を見に来るので準備をしましょう
Aさん;…(無言で私の手を激しく払いのけます)
私;何か気になりますか?痛い?寒い?恥ずかしい?
Aさん;...(全て無視。そして手でシッシと追い払う態度です)
私;じゃあ、すぐ側に居ますね
(少し離れたところで回診待ち)
先生たちがワサワサとAさんの処置を済ませました
「ちゃんと食べてリハビリを頑張って」
と声を掛けられていました
私;Aさん、お疲れ様でした。
リハビリどうしますか?
Aさんの良い時間にやりましょうか?
Aさん;… うるさい。やらない。(怒って威嚇)
私;何か理由がありますか?
Aさん;…(無言でお返事なし)
私;また後で来ますね。
こんな態度なので
誰もAさんの担当をしたがらなくなり
チームが違う私に白羽の矢が立ったのです
一見聞こえは良いですが
私に預けておけば
面倒な患者様の相手をしなくて済む
その様に実際にスタッフが話しているのを
聞いてしまったのです
それだけの理由で預けられてしまったのです
毎日毎日、私が担当なのです
「担当チームが違うのに悔しい。
何で私なの!」
当時は内心、相当憤慨しながら
Aさんに立ち向かっていました
辛かった
毎日何もかもを拒否され続け
それでも
Aさんの為になる何かをしたかった
どんなにそう思って
近づきたくても努力しても
いつも拒絶そして
「うるさい」「もう来るな」
いつもいつも無視か怒鳴られてばかり
「ブッチーン」
💢💢💢💢💢
3-4週間ほど経過してから
私の堪忍袋の尾がブチ切れました