"青い空"
レースからひと月。
ハワイから急転直下の現実に戻ると
特番で観るホノルルを走っていたのが
遠い幻のように、とても懐かしく感じます。
特番の内容がどう、ではなく
あの場にいたんだなーって言う
少しセンチメンタルにも近い感情になります
今年の特番は、去年走った木村沙織さんと
石井アナ、今まで走ったアスリートやタレントを
振り返り、リスタートをテーマに。
でも特番を観ていると、
内容はあまり頭に入って来なくて💦
自分の走ったまま、見たままを
記憶を巻き戻しては、思い出す🌴🌴
去年走った、13回目のホノルルマラソン。
目をつむればコースが全て描けます
写真に撮ったものと記憶も、
寸分の違いもありません。
では。
ごく最近の写真に残せたものを紹介します。
去年までの思い出を。
毎年、大会の様式も
少しずつマイナーチェンジしてるかも。
静まったワード地区に
ランナーの息遣いがこだましています。
('15年、故障で歩きだったし、
止まって聞いちゃいました)
去年はお会い出来ず残念。
体調優れなかったのかなぁ。
実際、もっと眩しいくらいカラカウア通りを照らしていて
紫色の眩しい灯りを浴びながら走るのも、
何とも言えない高揚感。
ダイヤモンドヘッドを登り下りしながら見える
街明かりもいい。
一番、大好きな夜景。
小刻みにアップダウンするから、
夜景が動いて見えるんです
見上げれば、横たわる北斗七星も
真っ暗で、小刻みなアップダウンもあるし
トリッキーだけど、視界に飛び込む夜景も含めて
これも仕掛けかなと。
そう思うと、とても不思議。
ハイウェイはやっぱりコナウインドが半端ない。
今年は弱いと思ってたら、突然吹き荒れてビックリ(笑)
毎年、ハイウェイは走ってみないと分からない。
気まぐれな自然には困るけど。。。
(決して朝の散歩ではなくて。。。)
ハワイカイを巡る頃には気分が悪くて
ひたすら忍耐の旅路でした
体調が良いという前提でご覧ください
何万の歓声に包まれる訳でもないし
のんびりしたレースだから。
何km辺りの沿道には
何時もの誰が。。。
どんなグループがいて。。。
雨嵐が強かった時も、レインコート着て応援してくれています
ぜんぶ分かっていたけど、写真まで撮れず
去年はもう力尽きてました
ごめんなさい💦
辛うじて寄り道できた35km
ハワイのプレスリー🎸
このバンド。(写真は'16年)
2時間台のランナーから
一体、何時間ステージを続けているのかな。
いつかは完走した後に、立ち寄って
話してみたいな。
去年の僕の体調はますます悪くなって
段々、記憶が遠のいてますが。。。ここからカハラの住宅地へ行く
賑やかなカーブが大好き。
のんびりと、長閑なカハラの住宅地。
テンションが高めなボランティアさん達。
ランナーを囲むようにトンネルを作ってくれた事もあった
雨が降れば虹も出るし
晴れたら空の青さが瑞々しい。
どちらに転んでも、温かいレース。
確か。。。
あの日、空は青かった。
ずっと思い出していました
39km過ぎ。
結局、この辺りで撮影されたのは陽の目を見なかったけど
それは今年の大会PVにでも使われたらいいな。
なんて。
特番で唯一、ホノルルマラソンを象徴する
場面に触れたのは番組の最後。
最終ランナー、88歳の方がFinishした時の一言。
"温かい、マラソンですね" と。
そう。
温かいマラソン。
笑顔でFinishほどの余裕はなかったけど。
走った人には納得の一言だなーって思いました。
貴方は貴方のペースでいいんだよって
そう思わせてくれる、温かさ。
ハワイカイを過ぎてからは、なぴ姉さんにずっと
お世話になりっ放しだった去年ですが
これも、いい思い出です
走った人、それぞれに思い出す
42.195kmがあるでしょう。
とても青い空。
思い出いっぱいの青い空。
分かち合った、あの青い空。
これが "僕のホノルルマラソン特番"
去年も走る事が出来た事、
無事に生還出来た事に感謝しています