モノづくりに携わるビジネスマン必見。民藝の日本 展
日本民藝館創設80周年記念
民藝の日本
ー柳宗悦と『手仕事の日本』を旅するー
先週、一緒に仕事をしているYさんから招待券をもらったので、
今日、長男と日本橋高島屋に出かけました。
(その前に神宮球場の早明戦も招待券で観戦しました。)
大正時代末期に、柳宗悦(やなぎ むねよし 1889-1961)を中心に提唱された“民藝運動”・・・
スルメ君が美術を専攻していた学生時代、工芸論なんかの授業で、何回レポートを書 か さ れ たことか。
用の美について述べなさい
美術と工芸について、柳宗悦の著書を読んで述べなさい
的な・・・
新卒で入社し、12年間在籍した京都の会社でも伝統工芸を通し、民藝を勉強しました。
スルメ君、東京出張するんだったら、日本民藝館に寄ってこい!!
そんな文化の会社では、20代、30代前半、
この地図、この展覧会の目玉のひとつの屏風だったのですが、懐かしくって、ホント見入ってしまいました。
北は山形米沢紬に始まり、茨城の結城紬、長野の上田、伊那、飯田紬 〜 〜〜鹿児島 奄美大島紬、沖縄 芭蕉布、花織、紅型、久米島紬〜〜
まあ、自分の昔を思い出すような、懐古主義はジジイの始まりだと思うのですが、
実は当時、仕事だから産地を巡り、役割として職人さんに仕事の依頼をしていただけで、スルメ君は民藝とか伝統工芸にあんまり興味がありませんでした。
心底から、良さが分からなかったと言うのが本音です。
(だから、とっととその会社辞めて、何社もフラフラ出入した挙句、今は10年も東京を放浪している)
最近です。ホント最近になって、民藝品であったり、伝統工芸品の良さが、理屈なしに、柳の言葉を借りるなら「直観」で分かるようになりました。
直観で分かると言うとこれも格好つけた言い方なので、
ええなぁ〜、って感じれるようになった、って感じかな⁉︎
52才という年齢もあると思います。
誰某作の○○、とか言う作品や品物ではなく、
地域共同体の無名な人々が、長年の経験で手を動かし、無心で作り出した、使うための品物、
ドキドキして美しいなぁ〜と思います。
(今や民藝品もある意味高級品ではありますが)
わたしは今は、大量生産品を扱う仕事をしていて、流行やお客様の好み、それとコストと過剰なまでの品質(決められたら規格を守る)さらに、無茶な納期を調整、実現することが仕事となって、日々延々とバタバタさせられています。
毎月売上利益の達成が目的で、社内では毎日電卓とエクセルとにらめっこ、お客様にはペコペコ、生産先には無理強いばかり、数字が達成できたって・・・
今回の展覧会ではじっくり品物に宿る美しさを堪能できたとともに、
柳宗悦の提唱が、現代のモノづくりの在り方について課題を投げかけているように感じました。
モノづくりに携わるビジネスマン必見。
【会期 あとわずか】
日本橋高島屋8階ホール
9月11日(月)午後5時30分入場まで

