「空いたお皿の方、お下げしま~す」
金曜日。会社の面々とお酒を飲んだ。
全員揃ったのは12時前くらい。解散が2時過ぎ。
僕の会社はまだまだ、急速な成長過程。いろいろなことが
次から次へと起こるものだから、日々、コミュニケーションを密にして
置かないと、崩壊してしまう。
まあ、お酒を飲む理由は、たくさんあったほうが良い。
書きたいことは、そこにはない。
会場となった飲み屋は、「隠れ家」と大きく看板に書いてあるような、
コンセプトの非常に甘いお店で(それ自体は、今更悪口には
なりえないし、別にそのことに悪口をいうつもりはない。)
内装もお酒も料理も店員も、そこそこのお店だったのだが、
閉口したのが、
「空いたお皿の方、お下げしま~す。」
「空いたグラスの方、お下げしま~す。」
と、ほとんど10分おきくらいに、店員が巡回してくることだ。
しかも、通された部屋は、個室はいいんだけど、入り口から長く
奥行きのある部屋で、店員は生意気にも、入り口で
「お下げしま~す。」
と、我々に命令して、我々はそのたびに、奥から空いたお皿や
グラスをバケツリレーし、入り口の店員に渡してやらねばならないのだ。
何ということか。。。
サービス業に従事しているものだったら、可能な限りお客を
働かせないように気を利かせるのが本来である。
散会間際に、いい加減私も頭にきて、店員に言ってやった。
「てめえ、いい加減にしろこの野郎。
あのなあ、手前らみたいに暇なカラダじゃねえんだよ。
忙しい中な、こんな時間しかみんなが集まれねえんだ。
手前らの後片付け楽にするために、いちいち付き合ってられねえんだよ。
話の邪魔になってんのにきづかねえのかこのボンクラ。
皿だのグラスだの、空いたのが溜まってたって、こっちは一向に
かまわねえから、ほっとけ。二度とくんな。
それから、責任者出せ。」
嘘である。
でも、言いたかった。。。。
どんな商売も、本質を見失ってはだめだ。
どんなにささやかなことでも、商売に与える影響を常に考えないと、
どこでどうこけるか、わからない。
僕は、二度と、あの店には行かない。