謎の空き地
家と最寄り駅の間に、謎の空き地がある。
完全にコンクリートの壁で四方を囲まれており、扉もなく、
どこからも入りようがない。最後のかぎでも、邪心の像でも
入れない。
どうやって中に入るのかが全く分からない。はじめから、
立ち入りを想定していないつくりなのだ。
誰も管理をしていないと思われ、壁には各政党のポスターが
べたべたと張りっぱなしになっており、おそらく日本中探しても、
公明党と共産党のポスターが仲良く並んで貼られているスポットは、
ここ以外にそう多くはないだろう。
都内でも決して土地の安い場所ではないし、怪しさ満点である。
そして、ここからが、謎たる所以なのだが、、、
空き地の隣は民家で、空き地の壁の外側に寄り添う形で大きな
棕櫚の木が植えてあるのだが、これが、たまに、大きく揺れるのだ。
それこそ、東京のどこにも風も吹いていないような日でも、
まるでその場所にだけ台風でも来たかのように、がさがさと大きく
揺れるのである。
僕は、この空き地には何か秘密があるとかなり前から踏んでいた。
しかも、なにか超常現象的なものがあると思い、酔った勢いで
何度塀を乗り越えようとしたことか。
結局それをしていないのは、深夜でもけっこう人通りのある場所
だからである。それだけに、そんな場所にあるだけに、謎は
深まる。
しかし、その謎が解ける日は、いきなり、しかもあっけなく
訪れた。
政党のポスターが一枚、はがれてしまっていて、塀のその場所に
亀裂が入っており、覗くと中が見えたのだ。
どきどき。
僕は衝動を抑えきれず、白昼、亀裂から中を覗いた。すると。。
何のことはない、地下鉄の通風孔が、草むらの中にありました。
あの、モンローのスカートがふわーってなるやつ。
モンローのスカートがふわーっとならない代わりに、隣の家の
棕櫚の木がわさわさ言っていたのだ。
つまんねーー。
超常現象なんて、やっぱりないのだろうか。。
完全にコンクリートの壁で四方を囲まれており、扉もなく、
どこからも入りようがない。最後のかぎでも、邪心の像でも
入れない。
どうやって中に入るのかが全く分からない。はじめから、
立ち入りを想定していないつくりなのだ。
誰も管理をしていないと思われ、壁には各政党のポスターが
べたべたと張りっぱなしになっており、おそらく日本中探しても、
公明党と共産党のポスターが仲良く並んで貼られているスポットは、
ここ以外にそう多くはないだろう。
都内でも決して土地の安い場所ではないし、怪しさ満点である。
そして、ここからが、謎たる所以なのだが、、、
空き地の隣は民家で、空き地の壁の外側に寄り添う形で大きな
棕櫚の木が植えてあるのだが、これが、たまに、大きく揺れるのだ。
それこそ、東京のどこにも風も吹いていないような日でも、
まるでその場所にだけ台風でも来たかのように、がさがさと大きく
揺れるのである。
僕は、この空き地には何か秘密があるとかなり前から踏んでいた。
しかも、なにか超常現象的なものがあると思い、酔った勢いで
何度塀を乗り越えようとしたことか。
結局それをしていないのは、深夜でもけっこう人通りのある場所
だからである。それだけに、そんな場所にあるだけに、謎は
深まる。
しかし、その謎が解ける日は、いきなり、しかもあっけなく
訪れた。
政党のポスターが一枚、はがれてしまっていて、塀のその場所に
亀裂が入っており、覗くと中が見えたのだ。
どきどき。
僕は衝動を抑えきれず、白昼、亀裂から中を覗いた。すると。。
何のことはない、地下鉄の通風孔が、草むらの中にありました。
あの、モンローのスカートがふわーってなるやつ。
モンローのスカートがふわーっとならない代わりに、隣の家の
棕櫚の木がわさわさ言っていたのだ。
つまんねーー。
超常現象なんて、やっぱりないのだろうか。。