理科室。

恐怖体験とかぢゃないかもしれないけど笑

僕が小学校高学年の夏休みに父方の田舎に帰った時の事。

千葉県のとある町の更に山奥に父の実家があり、隣の家まで歩いて十分もかかるような集落と言っても過言ではない場所。
コンビニもなく移動スーパーが来る始末。
コンビニまでは歩いたら一時間かからないくらい。コンビニと言っても酒屋さんみたいな。
自販機までもが十分もかかる笑

でも、空気は本当に綺麗。そして野生動物がリアルにいる。今まで生で見たのは…猿、家鴨、鹿、猪、デカイ蛇、栗鼠など…早朝に山に行くとリアルに見ることが出来た。
しかし、僕には昆虫とゆうリスクが…。
山蛭とか蛾とか蜂とか毛虫とか…全てが企画外のデカさ…ここは日本かと言いたくなる。
都会のは小さく感じる。


つか、話それすぎたな笑
でまぁ父親が通っていた小学校が歩いて二十分程の場所にあって、そこがついに廃校になるとゆうことで(当時僕が行った年に)父親が最後に見に行くとゆうことで僕も付いて行ったんですよ。

めっちゃ小さい学校でクラスが2クラスしかなくて、職員室とトイレと小さい図工室しかないような平屋型の学校で、当時の僕はそれだけで異様な感覚を覚えました。
校舎の前には校舎に似つかわしくない広大な面積の校庭が広がり。
よりいっそう学校自体を小さく思わせました。

校庭にはブランコ、鉄棒、シーソー。
この三つの遊具がぽつんとぽつんと広大な校庭に置かれているだけで、後は真っ黒な土があるだけでした。
今、思えば畑のようです笑

それから、校舎の裏手に行ってみると、離れのような木造の小さな建物があって僕は何も考えず入ったんですよ…
まぁ普通に、あぁ理科室かぁって思って出ようとしたら黒板にチョークで書く音がして。

え?

ってなるぢゃないですか?
もうその時点で体が動かないんですよ。金縛りみたいな。
振り向けないんです。
見たいのに見れない。
見たくないのに見えるみたいな。

一瞬やっぱなんか女の人っぽいのが見えたような、いた感覚はあったんですよね。
まさか、父親ぢゃないはずですからね。別行動ですし。
それに、他の人はいないはずなんで。

急いで走って父親の所に行きました。

父親は僕が真っ青なのわかったのかわからないけどすぐ祖父母の家に帰ってくれました。

その夜、父親と風呂に入ってる時に昔、理科室での授業中に担任の女の先生が倒れて亡くなったんだよね。
とゆう話しをしてくれて…

鳥肌が立ってその夜は眠れませんでした。

父親は僕の体験に気付いていたのかはわからなかったけど。
言ってくれてなんとなく安堵したのは覚えてます。




でもそれ以来、田舎に帰っても小学校には二度と行かなくなりました。
実際、社会人になってからは数回しか帰れてないのが現実ですが。
それと、その小学校は廃校になったものの今では、市民会館のような施設になっている。

個人的に、こーゆー体験をしたのはこれが初めてだった。

だから通っていた小、中、高とさりげなくトラウマで理科室が苦手だった。










今日のリッスンモーメン★
Plastic Tree/理科室