昨年11月にアップしました「蒸かし芋は炊飯器が一番美味しい」内容について、改定版として更新します。(2024/1/30)
炊飯器に水を入れて、そのままサツマイモを投入してスイッチを入れると水っぽくなる点が気になっていました。
そこで、ステンレスのザルを使った方法がとても良かったのでご紹介させていただきます。
炊飯器に水を少し入れ、小さいステンレスのザルを伏せる形で炊飯器にセットします。
*耐熱性のあるお椀でもOKと思います。
その上に、サツマイモを並べます。
急速または普通でスイッチを入れます。
*最近は「熟成」モードは柔らかすぎると感じています。
このとおり、水っぽさ無くできあがりました
グリルへ入れて焼き芋風に。
蒸かし芋も焼き芋風も、どのように調理するかでお味が全く違ってきますが、やはり何より美味しいサツマイモかどうか、これが一番大事な要素と思います。
いくら調理方法を工夫しても、素材がイマイチの場合、感動するお味になりません。
我が家はいつも地元の道の駅で、小林さんのサツマイモを買っています。
しかしながら、昨秋には小林さんのサツマイモは在庫がなくなってしまいました。。
次の小林さんのサツマイモを今から楽しみにしています
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*紅天使について追記しました。(2023/11/8)
今期で大好きなドラマの「あたりのキッチン」
「このドラマいいな」と思うと東海テレビのことが多いです。
あたりのキッチンは、食事を通して人の心と心を繋ぐストーリーの中で、美味しいお料理のレシピも学べるドラマです。
第3膳の母親を亡くした高校生の男の子と生前のお母さんの話は涙が出ました。
息子に催促されて手作りのお惣菜を送ったばかりの私は、こうしてお料理を作って子供や夫に食べてもらえることに感謝しました。
あたりのキッチン、毎週土曜日23:40~、放送中です。
Tverで見逃し配信もしています!
さて、お料理のアップが続いておりますが、今日は「蒸かし芋」についてです
最近、夫と私の間では「サツマイモ」がマイブーム🍠
道の駅で新鮮なサツマイモを見つけると購入し、様々な品種をどのようにしたら簡単に美味しく食べれるのか、一番好きな品種はどれかなどを検証?しています。
先日、道の駅で購入したサツマイモ↓
シルクスイート、紫芋のパープルスイートロード、紅はるか、安納芋の4種類。
約900gが300〜350円、お安いです。
こちらの記事には焼き芋からのサツマイモの品種比較がとても分かりやすく書かれています↓
(画像:ウェザーニュースより)
このチャート図は、サツマイモ購入時の参考にしたいです。
まずは品種の比較!
調理方法が簡単、これは私にとって一番大切な条件です笑
焼きいもは好きですがオーブンやグリル利用で焼き加減を気にしながらは(私にとって)簡単ではなく、うちでは蒸かし芋が定番です。
しかしながら、今まで自宅で感激するほど美味しいと思う蒸かし芋になったことがなく、美味しくなる蒸かし芋の検証をしてみることにしました
いろいろと試した結果、
◆好きな品種
1位: 紅はるか
2位: パープルスイートロード(紫芋)
3位: シルクスイート
4位: 安納芋
紅はるかのしっとり感と甘さのバランスの良さは断トツでした
パープルスイートロードは、甘くなかったらサラダかモンブランにしようと思って購入しました。
チャート図では甘みあっさりのホクホク系に位置していますが、購入したものはとてもなめらかで十分な甘みもありました。
シルクスイートはその名のとおり、シルクのようになめらかで上品な甘みが魅力です。
安納芋は密系の代表格で甘さも十分ですが、私はねっとりよりしっとりが好きかなと思いました。
そして、サツマイモを美味しく食べるための大事な点を農家さんから伺いました。
サツマイモはすぐに食べず、収穫から数週間~数か月おいた方が甘みが増すそうです
同じ品種を時期をずらして蒸かしたところ、甘みやしっとりさに驚きの違いが見られました!
私はいつもサツマイモを買ってすぐに調理していたので、まずその点が間違っていたようです。
炊飯器を利用した蒸かし芋が絶品!
蒸かし方は、今までいつもステンレスのお鍋の蒸し器でコンロにかかる方法でした。
今回はネットで調べて、炊飯器(サツマイモのみ&お米の上にのせる2種類)、電子レンジ、いつもの蒸し器の3種類で比較しました。
結論として、
・炊飯器に水を入れてサツマイモだけを入れる
・普通炊きでOK(熟成など時間をかけると柔らかすぎる)
この方法が一番美味しいと、夫も大絶賛でした
炊飯器でお米の上にのせる方法は、ご飯とサツマイモを一度に調理できるので、電気代の節約にはなります。
サツマイモをクッキングシートに全て巻きたかったのですが、残り少なくて中途半端に・・(笑)
御飯がかなり硬め?に炊きあがった感じと、サツマイモの香りが白米に移ってしまうので、夫には不評でした。
白米の上にのせた炊飯器利用のシルクスイートの蒸かし芋。
サツマイモだけ炊飯器に入れたパターン(安納芋)
素晴らしい黄金色、熱も全てとおってます。
1時間くらい置くと、密が出てきました。
さすが安納芋、ねっとり系です!
シルクスイートや紅はるかも、お芋だけで炊飯器で炊く方法が一番美味しくできました
最後に、ダメダメの電子レンジ編↓
電子レンジ用のパックに入れてチンしました。
最も手軽なのですが、
炊飯器(左) 電子レンジ(右)
どちらも紅はるかで、同じものだとは思えない仕上がりです
甘さも柔らかさも左側の炊飯器の圧勝でした!
今回は圧力鍋の調子が悪くて、検証方法の一つに圧力鍋を入れられなかったことが残念でした。
蒸かし芋を焼き芋風に&紅天使のお話
焼き芋はオーブンや専用器具でじっくり焼く必要がありますが、蒸かし芋をコンロに入れて焦げ目をつければ、なんちゃって焼き芋風になります。
本当の焼き芋の方が美味しいと思いますが、買うと高いですし自宅ではなるべく簡単に作りたいので。
余談ですがメディアでも話題、焼き芋で大人気の紅天使は紅はるかのブランドの一つで、「株式会社ポテトかいつか」さんが数か月から1年熟成させたサツマイモです。
スーパーの焼き芋コーナーでは、1本300円強で販売されています。
「紅天使」、サツマイモとしてはあまり見かけませんが、北関東に多く展開する茨城のスーパーのカスミでは紅天使を扱っています。
最近は少し小さくなっているような気がしますが、紅天使の焼き芋の甘みは虜になるほど絶品です
やっぱり紅はるかは美味しいですね。
これから一層サツマイモが美味しい季節になります。
焼き芋にも劣らない美味しさの蒸かし芋、ぜひ炊飯器でお試しください!
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