＊ホテルに関することは、くれぐれもご自身で必ずご確認ください。
＊新しい情報などがありましたら、ご教示いただけますと幸いです。
（10/23：フロアプランなどを追記しました）
先日、コンラッド東京→ヒルトン横浜のヒルトンホッピングをしてきました
先月9月24日（日）に開業したヒルトン横浜↓
コンラッドを含め詳細は別記事にしますが、今回は主にヒルトン横浜の宿泊ルールについての備忘録をUPいたします。
多くのユーザーさんがご存じのとおり、現時点においてヒルトン横浜は国内唯一HPCJ対象外のヒルトンです。
これについては、「ゲストのリクエストで変わるかも・・」というお話も聞きました。
HPCJ加盟ホテルになってほしいと思うユーザーさんは、ぜひ加入のリクエストをしてみてください。
さて、ヒルトン横浜は様々な意味で私の知る国内ヒルトンの一般的な運用ではなく、ベースはHHonorsルールに忠実、フランチャイズならでは？の独自路線、そんな印象を受けました。
感想を含めた私の結論をざっくりまとめると、
◆ 2名利用がベスト
◆ 最安客室も備品はコンラッドレベル
◆ プレミアムルームがおすすめ
◆ ラウンジは飲料の質高く、フード類は簡単
◆ ビュッフェレストランのクオリティ高い
◆ HPCJ対象外の上、３名以上利用のルールが国内ヒルトンの中では厳しい
というところでしょうか。
開業直後ということもあり、様々なケースについて決まってないことも多いようで、確認（検討？）して連絡を待つことが多くありました。
回答に時間はかかりますが、いずれもしっかりとご親切に答えをくださいました。
お会いしたスタッフの皆さんの対応は、ゲストに寄り添ってくださる素晴らしい方々ばかりで、ソフト面は素晴らしいホテルでした。
ヒルトン横浜の宿泊ルール
（感じたことを含む）現時点の宿泊に関するルール・予約の特徴などを記録します。
＊ゴールド（ゴールド会員）、ダイヤ（ダイヤモンド会員）の略です。
＊「特典対象」：ラウンジアクセス（ダイヤ）と朝食（ダイヤ＆ゴールド）
＊今後、変更される可能性があります。
＊宿泊ルールに関するご質問は、ホテルへ直接お願いします。
◆ アップグレードは基本、ゴールドもダイヤも１カテゴリー
◆ エグゼクティブルームにアップグレードされても、特典対象は最大2名まで
◆ 添い寝は未就学児まで、小学生以上は大人扱い
◆ トリプル用のファミリールームの数が少ない
◆ ツインやキング2名にエキストラベッド(5,000円++）で3名利用は可能
◆ 3人目の特典は、エグゼルーム3名の直予約以外は追加料金必要
◆ 2部屋予約した場合、特典対象は本人宿泊部屋の2名まで
◆ 3人目ラウンジアクセス料は8,000円++（レストラン朝食代は含まない）
◆ 3人目レストラン朝食料：
大人 3,800円（税サ込）子供6～12歳 1,900円（税サ込）
◆ 宿泊しない外部のラウンジ利用は不可
◆ ゴールド会員の朝食は、エグゼクティブラウンジのみ、レストランは使えない
2名利用時は素泊まりの料金で、HHonorsルールどおり2名分の特典が受けられます。
3人目や2部屋目のラウンジ利用や朝食については、別途追加料金が必要です。
大人4名2部屋で利用した場合、ラウンジと朝食の追加料金は最大3万円強。
何も付けない選択も可能、または２部屋目をエグゼクティブルーム直予約をすれば、ラウンジアクセスは付きます。
そういえば、ファミリー層は未就学児（全て無料）ばかりでした。
2部屋利用でフルアクセスにすると、週末は余裕で10万円/泊を超えますので、追加料金無しの1部屋で済む層が多い点は納得できました。
なお、ゴールド会員の朝食は、エグゼクティブラウンジだそうです。
空いているラウンジの朝食を活用ということでしょうか、レストランの混雑緩和にもなり、良く考えられたアイディアと思いました。
ラウンジの朝食は、種類も多くなかなか良かったです。
基本的にはレストランと同じお料理がチョイスされ、オムレツもOK、一部ラウンジにしかないものもありました。
ゴールドの方はエグゼクティブルームを予約しなくてもラウンジを利用できるチャンスでもあります。
レストランの朝食を使えなくてもそれほどガッカリしなくても良いかなと思いました。
レストラン「パレード」は食材や調理法、盛り付けの工夫など、他のヒルトンよりワンランク上と感じました。
ヒルトン横浜の飲食満足度は高いと思います。
ラウンジは20時で閉まります。
ディナー後にちょっと寄れる21時までお願いしたいですね。。
横浜のラウンジは飲料の種類が豊富で、アルコールが苦手な私も楽しめました。
ヒルトン横浜の客室フロアプラン
ヒルトン横浜のお部屋一覧はこちらです。
なんだかたくさん種類があるなぁと思いますが、客室の構成は意外とシンプルでした。
ヒルトンのアプリからフロアプランを見ると、最上級スイートがある25F以外は全て同じ配置ということがわかります。
配置も備品も同じ、なるべく種類はシンプルにして効率化を求めているコンセプト？のような気もしました。
お部屋の説明を伺い、私が理解した客室配置は以下のとおりです。
フロアの高さでさらにグレードが違ってきます。
理解が間違っていたら申し訳ありません。。
ざっくりお部屋を二つに分けると、
①アンパンマンミュージアム側
②リバー側
①は偶数番号のデラックスルーム
②は奇数番号でスイートルーム、プレミアムルーム、リバービュー
基本、奇数番号の方が部屋が広く眺めも良い、と私は覚えています。
私はアプリの好きなお部屋タイプを「エレベーターから近い」のチェックを外しているのですが、宿泊前にホテルからメールが届き、「デラックスルームはエレベーターから近い部屋になっています。ご承知ください」と書いてありました。
31平米のデラックスルームはウェット設備がひとまとめ
最安ルームは、7F~15Fのデラックスルーム。
デラックスルームは、
・広さは31平米。
・ウェットスペースは全て同じ空間にまとめられ、バスタブにシャワーがある。
・景色はアンパンマンミュージアムの背中、タワマン、空き地ビュー。
・部屋番号は偶数番号。
デラックスルーム
最新のホテルで、このウェットエリアは珍しいかも。
デラックスルームは景色も少々残念です。
エグゼクティブルームは高層階のデラックスルーム
私はいつも最安の素泊まりで予約をするので、今回もデラックスルームの予約でした。
チェックインの前日、アプリを見ると「エグゼクティブルーム」にアップグレードされていたんですね。
最近のヒルトンはエグゼルームにもならないことも多いので喜んだのですが、ふと気になってお部屋を調べました。
エグゼルームは高層階のデラックスルームでした。
よって、このお部屋も偶数番号。
エグゼルームは高層階からアンパンマンミュージアム側を眺める景色で31平米、ウェット設備がひとまとめです。
デラックスルームの中で、低層階から高層階へUGしてくれたのですね。
今回はせっかくUGいただいたエグゼクティブルームですが、低層階でも良いので、プレミアムルームをお願いしました。
プレミアムルームがおススメ
プレミアムルームは、カテゴリー的にはデラックスルームの一つ上となります。
・広さは39平米。
・洗い場のあるバスタブ、ウェットスペースは全て独立している。
・景色はリバーやKアリーナ、タワマン。
・部屋番号は奇数番号。
プレミアムルーム
リバービューというカテゴリーのお部屋はKアリーナ側の角部屋（21号室）だそうで、プレミアムルームより入り口付近が少し広い程度？と伺いました。
我が家はスイートルーム直予約は基本ありませんので、一般的なダイヤのUGとして考えると、デラックスルームから低層階でもプレミアムルームで十分と感じました。
備品は最安デラックスルームでもコンラッドレベル
ヒルトン横浜のすごい点、それは最安のデラックスルームでも、備品類がコンラッドレベルで上位の部屋と全く変わらないことです。
見てください、このフカフカのスリッパ！
前泊のコンラッドからスリッパ持参で来ましたが不要でした笑
コンラッドのスリッパは、つま先部分まで隠れている程度の違いです。
国内のヒルトンではスイートだって薄いスリッパもありますから。
他には、バスローブ、コーヒーマシーン（UCC）、コスメセットなども常備されていて、備品については最安のデラックスルームでもかなり満足度が高いと思います。
すごいです。ヒルトン横浜
ホテル前でMV映像鑑賞も
これは宿泊予約ルールとは全く関係ないことです笑
Kアリーナの説明は不要ですね。
当日も大きなライブが行われ、すごい賑わいでした。
ヒルトン横浜はKアリーナに隣接した、エリア一体に音楽が流れる場所に建っています。
ヒルトンを出てすぐに、大きなモニターがあるんです。
そこにはいろんなアーティストのMVが流れていました。
その様子は、ディナーにお伺いしたビュッフェレストランのパレードからも見えたのですが、なんせ音は聞こえませんのでぜひ近くで見たいと思い、ディナーの後にお散歩がてら外に行きました。
私は特別なジャニーズ推しではないですが、スノーマンは好きなグループで、それスノは昼間の時代から見ています。
最近、音楽番組にジャニーズのグループが全く出ないので、久しぶりのスノーマンの歌や踊りを見れて嬉しかった～
大好きな髭男も！
10組？くらいのアーティストのMVが繰り返しで流れていました。
HPCJに加盟無しなら、二人利用で再訪したいヒルトン横浜
様々な特徴を持つ、新しいヒルトンの形を感じたヒルトン横浜でした。
国内ヒルトンは海外に比べて寛大なローカルルールを維持しているホテルも多いので、横浜を利用して厳しさを感じる一方、備品はどの部屋も同じで、基本高級感がありました。
ホテル全体の雰囲気もヒルトンらしからぬ独特なインテリアで、お部屋の内装も含めて好みは分かれるところかと思います。
様々なホテルを利用しているお友達は、「横浜は良いホテルがたくさんあるから、あえてヒルトン横浜を選ぶ理由はない」という感想を持ったようです。
ちなみに、ウエスティン横浜とヒルトン横浜だったら、「1万円高いとしても、断然ウエスティン横浜」だそうです。
私はヒルトンしかしらない世間知らずですので(笑)、ぜひご参考にしていただきたいご意見です。
我が家は諸事情により(笑)このままヒルトン系で走り続けますが、横浜がこのままHPCJに未加盟でしたら、家族での利用はほどんどないかなぁと思います。
主人は多少お高くてもヒルトン東京か東京ベイが良いそうで、人それぞれですね。
横浜は羽田より遠く、新宿や舞浜に比べて、我が家からちょっと遠い理由もあるのですが。
3名以上でご利用の際は、事前にホテルに確認されることをお勧めします。
新しいヒルトンの形を見て感心する一方、今後開業する新しいヒルトン系がどうなるのかという不安も感じた、ヒルトン横浜の滞在でした。
