前の『危険物所有者』のブログを書いていて思いだした。過去の出来事です。
*8月19日から出社するかもしれないので、書きたいものドンドンいくよ〜
まだ、父がシンガポールに駐在員で母と私が一緒に暮らしていた頃の話。
真夜中で、家族全員寝静まったころ
リビングの固定電話が鳴った
一番リビングに近い寝室にいた私が出ると、
「警察です。Mr〇〇は在宅でしょうか?(英語)」と男性の声。
父を起こして、警察から電話だと伝える。
父がしばらく話してから、「OK. I am coming」と言って電話を切った。
この夜中に、どちらへお出かけで
父が、会社(当時、新しいビルにオフィスを引っ越したばかり)に泥棒が入り、オフィスのガラス・ドアが割られているから、ビルの警備から警察に連絡があり、何を紛失したか事情聴取に来てほしいと言われたそうだ。
で、父はこれから会社に行くと言う。
私「その電話の人が、本当に警察ってわからないから、必ず現地スタッフの男性を連れていってください!」かなり必死で言った。私は『若王子さん事件』を思い出していた。
父はこんな時間だからと、少し遠慮気味に現地スタッフの男性に電話して、一緒に行けるか聞いた。2人に電話して、1人は最初断っていたが、しばらくしてから行くと言ってくれた。
助さん、格さんを連れて、水戸黄門のようにオフィスに行った父は、朝方まで戻らなかった。
その間、電話機(当時は固形、携帯電話はない)の前で、心配する母とソファーに座って父の帰宅を待ちました。気晴らしにテレビをみたくても、その頃のシンガポールは夜中のテレビ放送はなかった。
朝5時頃に帰宅した父は、疲れて寝るという。オフィスの小銭は盗られたが、金庫やコンピューター(めちゃ重かった)はそのままで、被害は出入り口のガラス・ドアぐらいとのこと。
ヤレヤレと家族で寝室に戻り、うとうとしたら
朝9時、やっと出社した秘書(女性)から「オフィスのガラス・ドアが壊れてる」と電話が
それ知ってるから、寝させてぇ