母について | あなたがおしえてくれたこと

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娘が拒食症になりました。恐怖と悲しみの暗闇の中で、少しずつ少しずつ手探りでかすかな光をとらえ始めました。娘の病気を通して分かり始めたワタシの心のこと、主人の心のこと、そして家族のあり方のこと。

私は、娘を拒食症にしてしまうまで苦しめてしまった毒親であったことは間違いないキョロキョロです。


毒親からの回復の過程で…


私はどうしても母と向き合わなければなりませんでした。


初めの頃は、過去ブログを読み返してもわかるのですが、母は変わろうとしてくれている人、父は向き合わない人と言う感じで、父への不満が大きかったです。


でも…


私は理解をすればするほど、気づけば気づくほど私と母の関係性こそが、ネガティブであったと気づいていきました。



そういえば、むかし、むかし…


私がまだ子供の頃…


父と母が喧嘩しました。

母は怒って一人で家を出て行きました。(1日くらいのことでしたが…)


父と弟、妹と私の4人。

穏やかな時間が流れていきます。

静かだけど、大した話しをするわけじゃあないけど、安心する時間。


私は子供ながらに、何故だろう…?

と、思いました。


そして、ひそかに

「 お母さんがいないとこんなに平和なんだ…」

と、実感していました。

「 帰ってこなければいいな… 」って。


昨年、父は亡くなりました。

ここ何年かは、父が生存中から、私の中では父への感謝の気持ちがどんどん大きくなっていました。


それと同時に、生前は病気の父の悪口ばかり言い、病気で上手に食べられない父を汚いと言い、父が亡くなる時には…


「 お父さんが居なくなったら、私はどうしたらいいの⁉️ 」と、最後まで父を困らせた母に対する気持ちはますますやるせなくなっていきました。


父が居なくなった今、父に依存していた分を全力で私に依存してきます。ガーン


自分が不幸なのは全部周りのせいですショボーン


母はもうどうしようもないことは分かっています。歳と共にますます本質を隠せなくなってきています。


近しい人たちから疎まれて、みんな離れていき、孤独です。


私もあまり近寄れません。


今さら怒りや恨みがある訳ではないけれど、近づきすぎると心の平和を保てないから。


もし、もし、娘の摂食障害がなかったら…


私の晩年も母と同じように、やっかいで孤独だったかもしれないチュー


やっぱりやるせない…