私は横浜生まれの横浜育ちだったということもあり、九州は遠い存在でした。
今回の九州遠征?の目的は3っ。
1、九響のコンサートに向けての、道路の下見。
2、天草市のある名字の調査(地元らしからぬ名字がある)
3、BSテレ東でやっていた「タタムなんてもったいない」の海東の駅の見学。
「九州初体験」というのは、自家用車での九州初上陸です。
公共交通機関では、方向表示器の見間違いがない限り目的地に着きますが、乗用車じゃそうはいかない。
ナビがあるって?
他の方は分かりませんが、私は信用していません。
とりあえずの目的地は天草。
オール下道です。
広島から2号線で関門トンネルへ。
関門トンネルが有料だというのは知っていましたが、まさかの現金。
ETCの準備はしてたのに…
九州に入り、中国地方には無いミニストップで休憩。
3号線を行こうと思っていたのですが、門司駅近くのミニストップへ。
199号線だったんですね。
そのまま行けるとも知らず、3号線に無理やり?合流。
あとは順調でしたが、熊本手前で早朝にも関わらず交通量多め。それも片側1車線。
熊本圏人口100万なのにバイパスもなく、九州道と3号線だけであれば、日常的に混むはずです。
三角半島に入り、洗面休憩。
雲仙普賢岳がよく見えました。
上島から下島(旧本渡市)には橋1本(瀬戸大橋)しか無く、渋滞。
マクドナルドがあったのには驚きました。
天草市、上天草市、苓北町合わせて約10万。
戦後には約20万だったそうで半減ですが、中国地方の山間部からすると、羨ましい限りです。
中国地方では津山市に匹敵します。
少し戻り下島の有明町下津浦「食の天草にじ直売ショップ」へ。
情報収集しようと思ったのですが個人情報もあり撃沈。
たまたま車にある小銭を取りに戻った時に、向かいの住民がおられたので聞きました。
ばあちゃんがデイサービスに行ってしまったのでよく分からないが、佐賀から移住してきたと。
そのあと天草市有明支所の情報では、島原・天草の乱でここの地区の住民は全滅して、移住を受け入れた。と言っていました。
それで、この地区では地元の名字ではない方々がいらっしゃった訳です。
疑問が解決。
次の目的地、宇城市の海東の駅へ。
この辺りの移動時間が長く、下津浦から熊本の病院に行くのも片道2時間はみると言っておられた。
タタムなんてもったいないのTVでは、店を譲る条件として、
1、地域住民とコミュニケーションをとる。
2、大判焼の味は変えない。
3、忘れました。
個人的な意見ですので、あしからず。
基本的に個人商店は店にお客が付いているのではなく、人にお客が付いています。
もし新しい店主を迎い入れるとなれば、今までの旧店主のやり方を踏襲すれば必ず売り上げは下がります。
ましてや、今の大判焼では人を呼べない。
立地上、大判焼だけでも生地から具の味を変えれば、生計を立てることはできます。
実際、松江市の「まるこし」は、プレハブ小屋から券売機まで購入できる行列の絶えない大判焼屋に進化しました。
ソフトクリームだって、スジャータの冷凍食品をやるのであればやめたほうがいい。
店内の棚は、山崎製パンの番什。
根本的に店内を整理し、木製棚はそのままでも、最近の道の駅みたいなレイアウトにする。
弁当の価格帯はある程度常連がいるので変更しなくても良いが、見直す余地はある。
住民サービスの一環として、軽自動車を導入して、移動販売車を作ってみては?
そうすれば、店内のクリーン化もできる。
私からみると、とてももったいない店だと感じました。
そんなところで、九州道を使い福岡で一泊。


