さてさて、今回は「ミュージカル『憂国のモリアーティ』Op.4 -犯人は二人-」
久々の2.5次元舞台。
今回は初の歌舞伎座。見え方もまたちょっと違って新鮮でした。
【あらすじ】※Amazon抜粋
第一楽章「ロンドンの騎士」
犯罪卿とは何者か?英雄、悪党、義賊、犯罪者 ── 巷で噂が広がる一方で、
人々の平等のために戦うホワイトリー議員(川原一馬)が注目を集めていた。
ウィリアム(鈴木勝吾)は同じ志を持つ者として、その覚悟を確かめるべく、
貴族院を窮地に追い込む“証拠”をホワイトリーに託す。
脅迫王・ミルヴァートン(藤田玲)の策略が迫る中、
“証拠”という力を得たホワイトリーが選ぶ行動とは…!?
第二楽章「四つの署名」
「僕達、結婚するんだ。」
ジョン(鎌苅健太)が突然連れてきた婚約者・メアリー(山内優花)は、
不可解な“謎”を抱えていた。
幼き日の父の失踪、毎年1粒ずつ届く真珠の贈り物、
そして新たに、会談を求める差出人不明の手紙が──。
メアリーに対する違和感を拭い切れぬまま、
彼女の“謎”に足を踏み入れるシャーロック(平野良)だが…!?
そして事件は、第三楽章「犯人は二人」へ
犯罪卿(ウィリアム)と名探偵(シャーロック)、そして脅迫王(ミルヴァートン)。
舞台の上で踊らされるのは誰だ──。
【キャスト】
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:鈴木勝吾 シャーロック・ホームズ:平野良/
アルバート・ジェームズ・モリアーティ:久保田秀敏 ルイス・ジェームズ・モリアーティ:山本一慶 セバスチャン・モラン:井澤勇貴 フレッド・ポーロック:長江崚行/
ジョン・H・ワトソン:鎌苅健太/
ミス・ハドソン:七木奏音 ジョージ・レストレード:髙木俊/
アダム・ホワイトリー:川原一馬 メアリー・モースタン:山内優花/
チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン:藤田玲
伊地華鈴 大澤信児 甲斐祐次 木村優希 熊田愛里 白崎誠也 竹内一喜 永咲友梨 蓮井佑麻 林田龍弥 吉高志音 若林佑太
Piano:境田桃子 Violin:林周雅
前半はホワイトリーの栄光と没落。
そしてミルヴァートンの画策。
ミルヴァートンという第三勢力に引っ掻き回されるモリアーティたち。
とうとう明るみにされる犯罪卿の、姿。
モリアーティたちはウィルに罪を背負わせる葛藤に苛まれる。いつもと違うちょっとダークなお話。
シャーロック ヴァイオリン
モリアーティ ピアノ
ミルヴァートン オルガン
新たな表現の方法に感動。
あまりにも美しい光の演出に思わず魅入られてしまいました。
そしてミュージカルならではの音楽。
オープニングテーマが流れて「これだよこれ」ってなる感覚がシリーズの醍醐味
ダークな雰囲気を和ませてくれるレストレードのターン。
彼がいると安心する笑
後半の歌謡曲調も最高でした。
後半はホームズ組がほぼメイン。
ワトソンの婚約者のストーリー。
謎解きが始まると前半のダークな雰囲気から一変してコミカルな雰囲気に。
2作目ぶりのハドソンさんの可愛くチャーミングな演技にほっこり♪。
やっぱり謎解き回大好きです。
シャーロックホームズの物語と重なるラストに向けてストーリーは進んでいって、それぞれの戦いのシーンでは皆の圧巻の殺陣や戦闘が見れるのもモリミュのいいところですね。
そして、それに合わせて奏でられるヴァイオリンやピアノにはいつも興奮を助長させられてモリミュの世界を存分に楽しめます。
次回はいよいよ「あのシーン」があるのかなと期待しつつ。今回はここまでで。