さて、今日は舞台憂国のモリアーティを見てきましたよー。

以前見たミュージカルとはテイストもまるで違う少し暗めな雰囲気となっていました。


◎キャスト◎ 

Amazon抜粋


ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ:荒牧慶彦

アルバート・ジェームズ・モリアーティ:瀬戸祐介

ルイス・ジェームズ・モリアーティ:糸川耀士郎 

セバスチャン・モラン:君沢ユウキ

フレッド・ポーロック:設楽銀河

ジョン・H・ワトソン:松井勇歩

ミス・ハドソン:野本ほたる 

アイリーン・アドラー:立道梨緒奈

マイクロフト・ホームズ:早乙女じょうじ

シャーロック・ホームズ:北村




セットは可動式の階段を左右に真ん中には端のようなセット。

階段の動きが激しく物語の移り変わりを描いていました。

ステージをスクリーンに映像も場面展開が上手く使われていました。

オープニングがストーリー調というよりは舞台らしくメリハリがあるイメージでした。キャラ名がキャラ画像と一緒に出ていてこの感じ好きですw


ストーリーは原作コミックを中心に表現。

最初のストーリーはもちろん外せないですね。

そして、どうしてもミュージカルと比較してしまいますが、ミュージカルより三兄弟の過去が物語の要所要所に含まれていました。過去の表現が光と影になっていて、その場にキャストがいないのにいないようにする表現が細部にまでこだわっていました。

人が立ち上がったのがわかるように椅子が倒れたり。


あとは、モリアーティの仲間たちの登場回もありました。モランの半裸が拝めてかなりテンション上がりました()

戦闘シーンも多く、殺陣がものすごくかっこよかったです。

アルバートとモランのライフルを使って戦う場面も圧巻でしたがとくに、ウィリアムが杖の隠し刀で戦うシーンは動きが貴族らしく美しく惚れ惚れしてしまいました。

後半からはホームズメンバーも登場。すらりとしたホームズと、ギャグに徹する演技下手(キャラで)なワトソンのやり取りが楽しかったです。

でも、彼らのドタバタ劇は暗い霧の犯罪都市ではなくてはならない物ですよね。


あとは、MI6製作話とアイリーン登場回。マイクロフトまで出てきたのでかなりの数のストーリーが2時間40分内にありましたが、詰め込んだー!って感じでなく、モリアーティサイド、ホームズサイドのストーリーが同時間軸でうまく重なっていて見応えたっぷりな舞台でした。

音楽も、19 世紀。シャーロックホームズ時代のロンドンに相応しく、チェンバロ、ヴァイオリン、ピアノ、オーケストラ調の曲がとても印象的でした。

終始暗めの話でしたが、曲が上手くあっていてサントラ欲しくなりました。


それからアンサンブルさんの衣装もとても素敵でした。とくに女性。

バレエのような動きのダンスに合うとてもシンプルながら華やかな衣装が印象的でした。

仮面舞踏会のドレス素敵でした。

アンサンブルさん今回衣装替え大変だったと思います。

やはり、舞台は彼らあってのですね。


大好きなお話をこうして舞台で見れてとても幸せな時間でした。