さてさて、今回は待ちに待った舞台ジョーカーゲームⅡです。

今回も原作しっかり読んで予習してから行きました!



ネタバレを含みます※




以下Amazon抜粋

【スタッフ】 

◆原作:TVアニメ「ジョーカー・ゲーム」/柳広司『ラスト・ワルツ』(角川文庫刊) 

◆演出・脚本:西田大輔 

◆主催:JOKER GAME THE STAGE PROJECT (マーベラス/KADOKAWA /BS-TBS/Production I.G) 


【キャスト】 

◆木戸邑弥 

◆山本一慶 

◆奥谷知弘 

◆松本  

◆才川コージ 

◆前田剛史 

◆君沢ユウキ 

◆合田雅吏 

◆和興 

◆須間一也 

◆宮下雄也 

◆村田洋二郎 

◆岩澤晶範 

◆大湖せしる 

◆鈴木勝吾 

◆谷口賢志 


今回は原作「ラストワルツ」収録の「ダブルジョーカー」「誤算」「ウァルキューレ」が組み合わさった、最大4つの時間軸からなるストーリー展開でした。

ウァルキューレは、どの媒体でも作品化されてないのでとってもレアでしたね♪


相変わらず軽快なオープニング。

曲としてはアニメのエンディングにあたります。今回のオープニングは劇中ダイジェストって感じでしたね。

神永のアクションが少なめだったのは彼自身不完全燃焼なのでは?(笑)

舞台セットは前回とよく似ていましたが、真ん中を開くと下から別のセットが出てくると言うちょっと変わった作りになっていました。

まさに「ワルキューレ」内の映画セット。


ウァルキューレの役柄が田崎と甘利、神永で回替わりなのが見所です。

私が見た6/24マチネ、ソワレは、田崎と甘利が入れ替わっていました。

ネタバレ怖くて何も事前知識入れてかなかったんで驚きです。

私が見た回の神永の役所は「アメリカから帰ってきてすぐ=ロビンソンの回から帰国後の話」と言うものだったので、甘利の場合は「ケルベロス」田崎なら「アジアエクスプレス」の話になったのかなぁ、と勝手に妄想を繰り広げていました。


ダブルジョーカーのストーリーでは初登場の蒲生がとてもいいキャラをしていました。

アニメほどの屈強さはなくむしろスマート。それでいて表情が読めない。軍人よりは原作写像でいうスパイに近かったと思います。まあ、スパイにしてはイケメンすぎますが(笑)

君沢さんは悪役が似合いますね

あと、風戸は少し「相棒」の神保さんに似ていたような気がします。雰囲気とか。

でも、軍人であることの絶対的なプライドや野心が表に出たまさに「軍人」でした。

本来D機関のメンバーでない役所をうまくD機関メンバーにあててオリジナルのストーリーが展開されていくのも見ものでした。


福本はまたもや変装で大活躍ですよ♪

三好も美女と絡むとても良い役で(笑)

あ、美女といえば今回初の女性メインキャスト、レニがとっっても美しかったです。

ロシア美人というよりはアジアンビューティーに近かったですが。強い女性感が表に出ていて、惚れ惚れ。


同時進行で動く、ストーリー。時間軸がまるで違うはずだったストーリーが繋がって、所々に貼られる伏線。

かなり頭を使いました。

でも、その伏線をうまく回収して「あ、だからここで「誤算」のフランスが出てるんだ」とか、「この時のドイツの動きがここへ繋がるのか」と、自分の中で合点がいった時の快感たらたまらないですね(笑)

あと、その頭を使う中でぶっこまれるギャグには本当に大笑いでした。

前回のオラキオさん的役割は、逸見役の宮下さんでした。彼の秀逸なギャグにはほんと笑わせてもらいました。

赤ちゃんとか天使とか(笑)

そして、それを真似る結城さん。

結城さんも結構ユーモアのあるキャラなんですよね。

それから、やはり実物なのはアクションシーン。

実井vs蒲生のシーンでのアクションはほんと必見です。アニメじゃ一瞬ですからね(笑)


もちろん題材的に元からそうなんですが、今回は当時の特にドイツの政治色がかなり濃かった気がします。

この辺りの時代が、大好物な私にとっては最高としか言いようがなかったです。

ゲッペルなんて丁度テレビで見たばっかりでしたしね。


日本のために陰で戦う男たちの姿。

活字だけでは表現できない生の世界に今回も魅入ってしまいました。

もちろん活字もたまらなく好きなのですが。


続きを期待したい。


以上!

相変わらず(以下略)失礼しました!