地獄の一晩を乗り越えて、退院まではのんびりまったりと過ごしました
本当にありがたいことに痛みは全くなし
入院中、前半は微熱あり。後半はたま~に37度くらいの時があったけど。
ときどき油断して補助なしで後ろに横になってしまったときに
”うっ・・・” となったりはしましたが。。。(自業自得)
手術前から話にあった ”声の変化” はやはりありました
声が出しづらくて、かすれてるし、声量がでないから声がとおらない
幸い、声帯は切らずにすんだので、時間をかけて元に戻るということだったけど。
この声じゃ、すぐに会社復帰しても電話や来店対応、微妙だな~って感じでした
(入院1週間半・退院後2週間くらいを安静期間と予測して、会社はお休みいただきました。
ちょうどよかったです)
25日(手術翌日)
麻酔漏れがあったので、念のため皮膚科を受診。
うっすら赤くなっているかな…というぐらいだったけれど。。。
先生が 「漏れた麻酔が強い薬なので、細胞が壊死してしまうこともあるんですよ。念のため、塗り薬を出しておくので、朝晩塗ってください」 と。
こわいこわい
その後、だんだんと赤みがくっきり広範囲に広がってきて、その部分を押さえると少し痛い。
回診にきた先生に心配でみてもらったりもしましたが…、
この段階では様子見するしかないみたいで…。
数日は首よりもむしろ腕が心配になってたぐらいでしたが…。
28日にはその赤みや痛みがなくなり、元通りになりました
そうそう、この皮膚科を受診したとき
術後まだ歩いていなかったこともあって、行き帰りは念のために車いすの送迎付き。
まだ病室戻ってきて間もなくの皮膚科受診で、
頭が回っていなくて首の傷が丸見え状態で行ってしまったので。。。
外来で待っている間、病院着に車いすってだけでも目立つのに、
まぁ~注目浴びてました。。。
ネックカバーしてなかったことをすごーく後悔
病室に戻ってきてからは、近況報告をあちこちへ送信
そうそう、この日の朝から薬の服用始まりました
タモキシフェンに加えて、チラージン。
これから長いお付き合いになります
術後、退院後もしばらく痰のからむ咳がでます。
いちいち痰を出すのが少し面倒だったな。
あと、固形物を飲むよりも液体を飲む時が、
油断すると誤飲してむせます~
これは慣れだと思います
26日
手術の翌日にはもう歩いて大丈夫ですから~とは言われていたものの、
ほとんど入院中は病室でのんびり
27日
甲状腺外来。ネックカバー着用して向かいました。
左側声帯の麻痺部分をファイバースコープで確認。
片側が動いてないのを先生と一緒に確認。
『時間とともに回復していきますから、安心して下さいね』 と、先生。
下の階の外来で夫と会ったり、両親と会ったり。
『声ふつーに出てるじゃん!確かに話しづらそうな感じはするけど、鼻声みたいな感じかな。元気そうでよかった』 という反応。
自分が思っているほど、まわりはそんなに違和感ないみたい
この日まで点滴針が手の甲に刺さったままだったのだが・・・
どうやら昨日のうちにとって良かったらしく・・・
手の甲の針はけっこう気を使うし、なかなかのストレス
いつ取れるのかなんて私はわからないんだからちゃんと管理してよ~って感じでした
28日
首のドレーンがやっと取れた~。
抜くのは少し変な感じするぐらいで全然痛くない。
お風呂も首から下はOKになり、明日から全身OKとのこと。
29日
入院中最後の採血
入院中、一発OKで針が刺さったことがなかった…。
今まで針刺すことに何も感じなかったけれど、
ここにきて毎回 ”今日は一発OKでお願いします” という思いで見つめているのですが。。。
毎回ダメ
(確かにたまに見えづらいのか場所を確認して打たれることはあるけど、
とれなかったことってなかった)
そしてそのことをお隣さんに話してたら、
前日の担当看護師さんに 「隣の子、毎回注射うまくいってないみたいなんだけど、
明日の採血は上手な人なのかなぁ?」 ときいてくれてた(笑)
『明日は私よりも歴の長い先輩だし、大丈夫だと思いますよ』 って言ってた。
・・・言ってたんですけどね
まさかの5回失敗
その5回というのも、さした状態で針の向きを変えたりもしていて、
それでもさす場所全部NG
あんなにドキドキした採血は初めてでした(苦笑)
結局その看護師さんは謝って出て行き、
少し時間をおいている間に腕に暖かいタオルをあててもらって、
また別の看護師さんが採血→1発OK。
私の腕がやりにくいのか…下手な人が多いのか…。
今回の入院で注射がドキドキするものに変化してしまいました・・・(苦笑)
採血の結果は、カルシウムの値も安定して全く問題なし。
明日か明後日には退院できます、とのこと
明日退院することにしました
30日(昼前に退院)
傷口に貼ってある透明テープをはがして、
レディケア(シリコンシート)を貼りましょう、とのこと。
傷口の薄い透明テープは粘着力が強くて、自力ではがすのがドキドキ
お風呂に入ってぬらしてから徐々にはがしていきました。
傷口は泡のボディソープを手でなでるように洗って、お湯をかけてながしました。
病室に戻って、レディケアは上手くはれそうにないので看護師さんにつけてもらいました。
帰りはタートルネックニットを着用。
支払いを済ませて病院を出ました。
甲状腺全摘をすることで、カルシウムの値が安定しないこともあり、
その値次第で入院期間が少しのびるかも…という話でした。
入院期間中は処方されていたカルシウムの薬を飲むこともなく、値も正常値。
事前に聞いていた通り1週間で退院となりました