~~♪ あのときあそこでこの歌を… ♪~~
「お富さん」 とらカラ063

作詞:山崎正、作曲:渡久地政信、唄:春日八郎、カバー:とらじろう

昭和29年(1954)8月発売。
(レーベル:キングレコード)
春日八郎は大正13年(1924)福島県会津に生まれ敗戦後間もなく歌手を目指して上京。
昭和27年(1952)のデビュー作「赤いランプの終列車」が大ヒット、以後「お富さん」「別れの一本杉」「あん時ゃどしゃ降り」「長崎の女」と大ヒットを続出。
この曲は当初、岡晴夫が歌う予定だったが、岡がコロムビアレコードに移籍したため急遽若手の春日に歌わせたところ、リリースから4か月で40万枚、最終的に125万枚を売り上げ春日の出世作となった。
この歌詞は歌舞伎の『与話情浮名横櫛』(通称:切られ与三郎)からセリフを大量に取り入れているため、そのアウトロー(無法者)的な歌詞は子供の教育上良くないとの社会問題ともなり、NHKが是非を問う討論番組を組むほどだった。
時は過ぎて1989年の第40回NHK紅白歌合戦に春日は通算21回目の出場で「お富さん」を歌唱したが、これが春日の最後の紅白歌合戦出演となった。
1991年10月、春日の葬儀では、参列者全員でこの「お富さん」を合唱した。

※最後のタイトル画面が間違って「雨降る街角」になっています。(!恥!)





=※◎※= 気まぐれ写真です =※◎※=


<クリスマスローズ(白)>

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