~~♪ あのときあそこでこの歌を… ♪~~
「酒は涙か溜息か」 とらカラ047

作詞:高橋掬太郎、作曲:古賀政男、唄:藤山一郎、カバー:とらじろう

昭和6年(1931)9月20日発売。
(レーベル:日本コロムビア)
ギターを抱いたら先ずこれを奏でたくなる昭和の大ヒット曲。
当時、古賀は新進作曲家として注目されはじめたばかりで、高橋は北海道で地方新聞の記者、藤山一郎は東京音楽学校(東京芸術大学音楽学部の前身)に在籍し将来を嘱望されたクラシック音楽生だった。
レコードのB面は高橋、古賀コンビで淡谷のり子が歌う『私此頃憂鬱よ』となっている。
松竹映画『想い出多き女』、新興キネマ『酒は涙か溜息か』として映画化もされた。
詩は高橋の馴染みの芸妓、千成が廃業するときに送別会の席上で、高橋が即興で扇に書いて彼女に餞別として送ったもので、短い歌詞となっている。
のちに彼女はカフェの雇われマダムとなり店は大いに繁盛していたが、昭和9年の函館大火で記念の扇子もろとも店も消失し、千成もまもなく失意のうちに病死したという。





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