今日は都バス記念日 | 谷口礼子オフィシャルブログ「じゃこのおもしろいこと」
今日1/18は「都バス記念日」だそうです。
大正13年の今日、東京に2つの路線でバスが開業しました、
これは、その前年に起きた関東大震災で、東京市の交通網だった「東京市電」が被災したため、
その代行運輸路線として走り始めたものだそうです。
いわゆる「代行バス」というものですね!
 
ちなみに、東京に地下鉄が開業したのは昭和2年。
当時は地下鉄もなかったんですね。
 
初めに走ったバスは、今のバスとは全然違います。
フォードのTTという車で、幌のついたボンネットの乗合自動車、というような感じのものです。
市電(のち都電)が復活してもバスはそのまま走り続けたということになります。
 
最初に走った路線は巣鴨-東京、渋谷(中渋谷)-東京という二路線だそうですから、
山手線のあっちとこっちから、とにかく東京駅へ行けるように、ということだったのでしょうか。
運賃は停留所で払う形式で、はじめは車掌さんのいないワンマンだったといいます。
 
 
時代は移って、昭和40年代以降、都電が姿を消すとともに、都電の路線を引き継いだ都バスが多く登場しました。
今も、都電のあとを引き継いで走っている路線がたくさんあるんですよ。
わたしは、都バスに乗るときはいつも、「これって都電の路線かなあ」と気にしています。
なぜなら、もしそうだとすると、つまりその道が都電の廃線跡だからです。
 
道幅とか、高低差とか、そういうのを見ながら、都電の車窓を思い浮かべるとそれだけで楽しいんですよね!

 



 

あなたもスタンプをGETしよう