あたたかさ | 谷口礼子オフィシャルブログ「じゃこのおもしろいこと」
こんばんは、じゃこです。

先日は、すみだの本拠地、キラキラ橘商店街から、今話題の東京スカイツリーまで歩いていくイベント、というのを、帰ってきたキューピッドガールズのステージ後に行いました。

実はこの日は、私たちシアターキューブリック(劇団)が、ありがたいことにいろんな地で活動させていただける日で、男性メンバーはほぼ全員が岐阜に行ってしまい、肉のかんなも行ってしまい、残った4人のステージだったはずが、アイス市場が胃腸炎に倒れ・・・
ということで、急遽、奥山さん、もくだ、私の三人のステージとなったのでした。

メンバーの急病は、年明けの奥山さんのインフルエンザ以来。

でも、もともと私たち、子持ちのリーダーが、こどもが熱を出して参加できなくなっても大丈夫なようにショーを作ろう、ということを主眼においているので、まあ、3人いれば何とかなるだろう!と!

24日は商店街の朝市だったので、7時からおそうじをし、8時過ぎから打ち合わせと稽古をし、アイスさんのセリフをみんなで分担し、ダンスのフォーメーションを3人用に直し、10時からのイベントに備えました。

ありがたいことに、10時、商店街入口の原公園のステージには、20人ほどのお客さんが。
とにかく必死に、ステージをこなしました。
いろいろ見苦しい点もあったかと思いますが、これからもほんとうにもっともっと頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

ステージに欠かせない音響は、宮城の仲良し商店街・蔵王通り商店街の大道芸フェスティバルにも着いてきてくれた頼もしいスタッフ、さきちゃんと、奥山さんのむすこ(小3)が二人でそつなくこなしてくれて、ほんとに頼もしかった!

いつもはトークがあやふやなもくだも、最近の勉強のおかげで、だんだん、文章を組み立てて話すことができるようになってきたし、リーダーはさすがのドヤ顔だし、
…ほんとうに、メンバーが頼もしい、ということに尽きます。それは本当に自分が力をもらえる一番の要素だと感じました。

で、ステージ後の街あるき。
10名ほどのお客さんが参加してくれて、てくてく歩きました。

私たちのキラキラ橘商店街は、途中の踏切を渡ると十間橋通り商店街にかわります。
その先にある牛乳屋さんは私の一番のおすすめポイント。

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お風呂屋さんにも卸しているおなじみのコーシン牛乳。
歩いて渇いたみんなののどを潤してくれたのは、おいしいコーヒー牛乳や、牛乳。

途中の街で出くわす昭和。

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駄菓子屋さんでも買い食い。

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スカイツリーに近づくにしたがって、どんどん街に人が多くなっていき、開けた場所が増えていき、きれいな建物が増えていったのですけれど、私はちょっと、つかれたな。

結局、街あるきのあと、押上駅から出ている循環バスのすみまるくんに乗って、キラキラ橘商店街に帰りました。
商店街に着いたときの、建物の低さ、道の狭さ、その、あたたかさ、安心。
私はそちらのほうにほっと一息ついてしまいました。
屋根も低くて、目線も低くて、だから、人の顔がよく見えて。
あたらしいものには、なかなか馴染めないな!

私は、やはり商店街が好きだし、古いものがすきだし、人と人とのコミュニケーションが好きです。
そのことをほんとうに思い知り、改めて、商店街を応援したいと思いました。

東京スカイツリーを批判するのでは決してないよ!
でも、商店街から歩いていくスカイツリー、というのは、とてもよい企画なのではないかと感じています。

また、今後もできたらいいな、というイベントでした。

まだまだ勉強していきたいです。