はじめに
こんにちは、じゃきと申します。
今回は松本碧主催のアドベントカレンダー企画の12月23日担当として文章を書かせていただいてます。
以前は小説を書くオタクだったのですが、最近はイラストを描いてるので文章自体が数年ぶりになります。緊張。
TRPGとは
今回はタイトルの通りTRPGの話をさせていただくのですが、そもそもTRPGとは何だ、名前しか聞いたことないという方の為に軽い説明を。
TRPGとはテーブルトーク・ロールプレイングゲームの略で、名前の通りテーブル(卓)を囲んで用意されたシナリオを、言葉とそれが出来るかどうか判定するサイコロによって進行させていくというゲームです。
有名な物ですとクトゥルフ神話TRPGなどが挙げられます。
最近はオンラインの普及もあり、実際にテーブルを囲まずにDiscord等の通話で行われることも多いです。
何でもあるなぁいらすとや
メンバーには進行役となるGM(ゲームマスター、名称が異なる場合もある)が1人と、その指示に従ってゲームを遊ぶプレイヤーが1〜複数人参加している場合が主です。
プレイヤーは各々がキャラクターを作成できるため、自分の好みのキャラクターを作ることが出来るのもTRPGの良いところでしょう。
そして今回はそんなTRPGの中で私が最近プレイさせていただいてる
永い後日談のネクロニカ
というゲームについてのお話になります。
ネクロニカ
ネクロニカというゲームの舞台は、人類が滅亡しアンデッドと呼ばれる死者が蠢く荒廃した世界。
死体蘇生技術を身につけたネクロマンサーという存在によって人間としての記憶と自我を与えられたアンデッド……ドールと呼ばれる少女が戦い生き抜く物語です。
私達プレイヤーはこのドールを作成し、演じ、時には戦わせていきます。
ドールは皆小〜中学生位の少女なので、メイドインアビスとかが好きな人とかは刺さるかな?と思ったりもします。
ネクロニカの良いところは、なんと言ってもドールに装備させたり、特徴として与えることの出来る強化パーツの豊富さにあります。
パーツの数はルールブック(攻略本のようなもの)に載っている物だけでも90個。(追加コンテンツのような本もあるのでこれ以上かもしれない)
詳しい説明は省きますが、ドールの心構えや戦い方によって装備できる物が変わります。
刀や銃を装備したり、身体を改造させてドリルを付けたりサイボーグ化させたり。
肉体自体を変化させることも可能で、鱗やしっぽ、第3の目や余分に手足を生やすことも出来ます。
そして今の時代はキャラメーカーも充実していて、絵がかけない人でも簡単にキャラメイクが出来ます。やったね。
自分の好みのルックスにして、キャラの大まかなストーリーを考える……(一度〇んでるからそこを考えるのも楽しい)
控えめに言って最高ですねネクロニカ。
そしてネクロニカは3〜5人でのプレイを推奨されています。
荒廃世界でおぞましい物を見てしまった時。その恐ろしさに狂ってしまったドールを他のドールが励ましたりすることで、その窮地を脱することが出来るのです。
つまり百合。
少しグロくて不気味な場所で互いに助け合う少女達。
ネクロニカ、面白そうでしょう?
私のドールです。重度のメンヘラが気付いたら出来ていた
ココフォリア
「でも、TRPGって喋るんでしょ?」
「女の子演じるのはなぁ……」
という声もあると思います。
私もそうです。実際、声で演じるのは恥ずかしいです。異性のキャラクターなら尚更。
もし通話で演じてる時、フラリと通りかかった家族や同居人に聞かれた時の恥ずかしさは言葉では言い表せないでしょう。実家暮らしのVtuberとか凄いなと思う
そんな問題を解決してくれるのが、
ココフォリア
というサイトです。
ココフォリアでは文字での進行が可能で、キャラの立ち絵を置いたり背景、BGMの設定も出来ます。
こんな感じ(iPad版)
右のチャット欄に文字を打ち込むことで、
こんな風にメッセージウィンドウが表示され、履歴も残ります。
discordでは普通に会話して、ココフォリアでロールプレイングをする。
これで親フラで恥ずかしい思いをすることもなくなります。
ココフォリアは様々なTRPGに対応しているので、先述したクトゥルフ神話TRPGや、マーダーミステリー(事件が起き、予め準備されたキャラが各々の目的を達成するために奔走するゲーム)等にも利用出来ます。
初めてココフォリアで参加させてもらった時は、思わずかがくの ちからって すげー!ってなりました。まじで革命
あとがき(?)
という訳で、ネクロニカの魅力とココフォリアの便利さを拙い文章ですが紹介させていただきました。
ちなみに今私がプレイしている卓のドールは
・ジョギリ(クナイの形をした大きなノコギリのような武器)を引き摺ってる胸に大きな穴の空いたメンヘラ(裸ジャケット)
・ケタケタ笑う不気味なクソデカ銃を携えた131cmの9歳児アンデッドハンター
・指が異様に伸びるし第3の目があるシスコン(重度)メンヘラ
・自分は可愛いと自負するフリフリ服の少女、泡立て器を持っていて敵をケーキにする
といった具合でこれを見るだけでもかなりキャラメイクの自由度が高いゲームだと思うので、良かったら一緒に遊びましょう。(私も初心者ですが……)
そしてネクロニカ以外にも面白いTRPGは沢山あり、BOOTHやpixiv等にシナリオがアップされているゲームもあるので、そちらを遊んでみるのもいいかもしれません。
マーダーミステリーは私も一度遊んだ事があるのですが、シナリオによっては数時間で終わり、ルールブックが存在しないのでオススメです。
最後にネクロニカのルールブックのリンクと、私が参加させていただいてる卓での別シナリオの動画だけ宣伝して終了とさせていただきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました、また機会があったらカードゲームの記事も書いてみたいですね。
それでは。
https://www.amazon.co.jp/永い後日談のネクロニカ-神谷涼/dp/4990580400#