今年の後半戦は『色々な場所に行く』モットーにしています。
そこでコミケに行くことにしました。何気に東京にいるのに行ったことないんですよね。
札幌いるのに時計台行ったことないノリに近いです。

というわけで社会見学がてら行ってきました。後悔しました。
余裕を持って昼から行ったのですが、人、人、人、お盆でガラガラだった電車はなんとやら、百鬼夜行かってくらい人で溢れてました。

途中、飛び交うスタッフの注意喚起の怒号がリピート。延々と同じことを言うあの仕事、絶対頭と声が壊れそうで大変お疲れ様です。
そして、警備員に腕章を見せるため全員右手を挙げながら進む不気味な光景。
仮に警備員がライフルを持っていたら、捕虜か奴隷のような気分が味わえそうです。

とにかくとりあえず列に紛れて進むというか、流される。
人の濁流に進むことも戻ることもできない。そして室内も余裕で30度超え、途中、倒れている人達を横目にただただ流される。

流される中見えるのは、数多の企業ブースの最先端技術による宣伝。
そしてヴァーチャルアイドルに歓声を上げて盛り上がっている光景がチラホラ。
電子映像に、生身の人間達が手を振っている光景を見ながら、人間たちが何処かに流されていく。ここは一種のサイバーパンクなのかもしれません。

命からがら企業ブースのホールを抜け出し、一般サークルのホールに行くと、意外にまったり。
更に僕が見たところがそうなのかもしれませんが、結構元ネタがわかる同人誌も多く、古き良き即売会の良さみたいな、同窓会みたいな懐かしさを感じました。


それにしても熱量がヤバかった!(気温的な意味も含め)

昔、げんしけんで「コミケは戦場なんだよ!」みたいなこと言っていた気がするのですがそのとおりな気がします。
来場者何万人が、各々の想いを抱き、この地に赴くわけです。
別にコミケに限らず、大人になっても純粋な情熱があるってのは良いものですね。
僕は結構、そういうのは冷めている部分があるので羨ましくもあります。

本来エネルギーを持ち、目的があってくるのが正しいので、物見遊山できてしまった自分はクールにすることにしましょう。

って思ったら、駅前が人混みで大渋滞をお越し、炎天下の中、30分以上立ち往生!

コミケは戦場なんだよ!