12月もまだまだありますが、振り返られることをします。

激動、とにかく激動だった。

〈世界観運営〉
中々にハードというか、2023年は前半はかなりバタバタしていました。
思うようにいかないことも多く、今だからようやく言いますが、聞こえる場所で批判まがいなことも言われたり、かなりのストレスでした。
プライベートでそこまで親しくない人達にDMなどで相談したのは、初めてのことでしたが、本当に助かった。

そこまで動きはないから振り返ることはない……と言いたかったが、撮影会やデザフェス出演が今年なんだよな。遥か5年ぐらい前に感じる。
そこまで大きな動きはないが、撮影会場の方々が評価してくれて、本来入れない場所の見学なども出来たのは嬉しかった。
でも、5月のデザフェスも私発信の企画ではないですし、世界観運営はこういう企画に、遠方近場問わず普段から協力してくれた人のおかげです。


〈闇の工藤〉
色々思うことはあるが、11月のデザフェスが一番の挑戦なのではないでしょうか。
全てが初めてで、出演に関しての手続きとかもわからず、聞ける人もいなかったので、運営にメールでめちゃくちゃ聞きまくってました……。

他にも、
・一人以外の台本を書く
・平均練習一回で成立させる台本
・共演者が用意したキャラクターで書く
・演出や事前お披露目なし
・初のアテレコな上に録音で芝居をする

これ等も初めてのこと。

正直、デザフェス本番までずっと「自分の書いた台本が果たしてウケるのか」という不安に潰されそうになっていた。

失敗した時に自分が嫌だというわけじゃなく、自分の企画に乗っかってくれた全員を地獄に突き落とすのかと思うと、恐怖しかない。
他にも決断の選択で、常に葛藤が耐えなかった。

ただ嫌悪するストレスではなかった。
今まで、企画をするごとに、誰かの尻拭いや裏切りが多々あり、理不尽なストレスがあったのだが、今回は自分で選択して、己の責任と共に進んでいった。

言うなれば試練。責任者の登竜門なだけ。仕事でプロジェクト任された人の気持ちがなんとなくわかった。

あと、純粋にメンバーが良かった。変に面倒な人がいないので、アホなトラブルなく終わった。
何より、こんな先も見えない企画に乗っかってくれたのが嬉しかったです。
本当に良い経験になった。一人では見えなかった景色でしょうね。

あと、少なからずの演出をしてもらえたのが、パズルのピースのようにハマり、心の支えとなった。

他にも闇の工藤Welcomeなイベントがあったり、インタビューで招待されたのも嬉しかった。
舞台は相変わらず、人来ないけど、知り合いじゃないお客さんの中で、全力で表現をし、終わった後に評価される、評価されないという世界で戦うのは本当に研ぎ澄まされる。
いや、ただそれを言い訳にせず、まずは自分のお客さんになってもらえる人を増やそう。


〈その他思うこと〉
他にも色々と活動しているものはあるのですが、チョコチョコ批判的なものは飛んできます。
ただ、その数倍評価してくれる人は増えた気がする。

もうこれは相対的なことなのかもしれませんし、後は『それでも自分がやりたいかどうか』の天秤にかけるべきです。

特に、私自身の人格も私の表現も人を選びます。

昔、色々な人が演目を発表する場で、お客さんに、闇の工藤の発表の時だけ、15分間全て、チラシ見たり、顔伏せたりと、完璧なる拒否の呼吸をされたのですが、なんかその時に『こういうことはこの先も起きるんだな』って思いました。
じゃあ、前列に座んなよ!とも思いましたけど!

でもやっぱり、しんどさも、終わった後の達成感が得られたのは、自分が行動してきたからなんですよね。

行動したからこそ味方が増えたし、評価してくれる人が増えた。
この先ももっとボロボロになるのかもしれないし、人が離れたり、出会ったりを繰り返すのでしょう。
失敗しない後悔しない人生がいいけど、見たい景色を維持するためには進むしかないでしょうなぁ。

相変わらず成果は上げてはいないですが、スタートラインにはやっと立てた気がします。

兎にも角にも、まだ生きてます。感謝!