艶歌暦~藤あや子 歌手生活30周年記念コンサート@中野サンプラザ | ヴォーカル三昧~観たい聴きたい語りたい

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『艶歌暦(つやうたごよみ)~ 藤あや子 歌手生活30周年記念コンサート』
2017年5月12日(金)
東京・中野サンプラザ 夜の部
★ゲスト出演 : 二葉百合子






1987年に“村勢真奈美”として歌手デビューしてから数えて30周年とのこと。
1989年に芸名公募で“藤あや子”として再デビュー。
応募書類には“あきたこまち”や“玄界灘子”があったそうだ。

コンサート・タイトル“艶歌暦(つやうたごよみ)”は、まさに 藤あや子 ならでは。
艶やかな着物を何度も着替えてくれるのも嬉しい。写真を撮れないのが残念!


(歌唱曲目)
①「こころ酒」
②「むらさき雨情」
オープニングで2大ヒット作をいきなり連打!カラオケ演歌の最盛期を代表する作品。美人演歌=藤あや子というインパクトで、彼女の名前を全国的に知らしめた名曲たち!
  ●衣装替え1回目
③「どこ吹く風か」
20周年直前くらいのアルバム曲だったか?コンサートで好んで歌っていた記憶がある。
④「曼珠沙華」
1978年の山口百恵のアルバム・タイトル曲。百恵ちゃんの大傑作でしょう!翌79年にシングル「美・サイレント」のB面曲に。
藤あや子は2003年に15周年記念シングルA面曲としてカバー発売。
“女の情念”の歌ながら、歌う2人からの印象がまるで違い…… 百恵ちゃんの方がコワイ!(笑)
  ●衣装替え2回目
⑤「あや子のお国自慢だよ」
会場内 中ほどの扉から登場し、客席をぐるっと周りながら、お客様と握手をしながらの歌唱。
  ●衣装替え3回目
⑥歌謡浪曲「港子守歌~蝶々夫人に寄せて」
※冒頭台詞 : ★二葉百合子
歌 : 藤あや子
シングル「港子守歌」のカップリング曲として収録していたが、歌謡浪曲というよりは“台詞入りロング・バージョン”という印象。今回は二葉先生の台詞だから貴重版!
⑦「関東一本〆」
★二葉百合子+藤あや子
後半は二葉先生のソロという、あやちゃんの気遣いがVery Good!
⑧「岸壁の母」
★二葉百合子
シングル・バージョンながら、また二葉先生の傑作が聴けるなんてシアワセ!
  ●衣装替え4回目(ドレス)
⑨「たそがれ綺麗」
“阿木燿子&南こうせつ”という珍しいコンビによる最新シングル。ドレス姿で2人の女性ダンサー(まりえサン&みかサン)を従えてのパフォーマンスも、単なる企画ものを超えた素晴らしいエンタテインメントに仕上がっている。プロモーション次第で更なるヒットを狙える作品だと思うのだが……
⑩「ジェラシー」
言わずと知れた井上陽水の名曲中の名曲!6月発売の藤あや子最新アルバムで男性歌手作品カバー集「ジェントルマン」からのピックアップ。
  ●衣装替え5回目
⑪「おばこ巡礼歌」
カラオケ上級者にとっても難曲ではなかろうか?
吉幾三 作詞・作曲による名曲!
藤あや子、伍代夏子、坂本冬美の3人コンサートでは冬美ちゃんが歌っていたなぁ。
⑫「北へ・・・ひとり旅」
これも自身の作曲。セールス的には強烈な印象の記憶はないのだが、カラオケ人気上位曲の一つ。
⑬「からたちの小径」
島倉千代子が南こうせつに依頼した遺作。こうせつの希望で藤あや子が新曲として発売。奇しくも録音日はお千代さんの命日だったという。「たそがれ綺麗」と両A面というプロモート。
  ●衣装替え6回目
⑭「紅い糸」
⑮「雪深々」
いずれも民謡で鍛えたノドによる“泣き節”の傑作。
オープニングと言い、エンディングと言い、最も相応しい2連打で決めている構成が、あっぱれ!!





夜の部の客席には、坂本冬美、石原詢子、島津亜矢らが居たそうだ。


(以上)