今更感満載な話なのですが、1年前の演奏動画の「振り返り反省会」をやっていなかことに気が付きまして…。
そんなワケで、最近アップした動画の「公開反省会」に向けたリハビリがてら…w、久々にやってみます♪
振り返る演奏動画は、こちら。
■曲について
フュージョン界のレジェンド的ギタリスト、ラリー・カールトンが1978年にリリースしたソロ・アルバム『夜の彷徨』に収録されているエンディング・チューンのバラード。
きっかけは、漠然とYouTubeを視聴してた時に見つけた、こちらの動画。
幻想的な映像センスも素晴らしいのですが、音楽の作り込みがものすごく丁寧でエモーショナル!「このオケで弾いてみたい」と思ったんですよね…。
『夜の彷徨』といえばオープニング・チューンにして彼の代表曲でもある「ROOM335」が有名なんですけど、実は最初にアルバムを聴いたときに感動したのは「ROOM335」じゃなくてエモーショナルな「(It Was)Only Yesterday」でして…。そんな懐かしさも相まって、選んでみた次第です。
■使用ギターについて
ロング・トーンを多用する曲なのでサスティンが豊かなセミアコの使用を考えたのですが、2:54あたりでやっているフレーズでアームを使いたかったのと、ギター本体のボリュームや使用するピックアップの選択によりシーンに応じて音色をコントロールしたかったので、信頼する愛機「JEM」に登場してもらいました。
☆使用ピックアップについて
「フロント+センター」のハーフ・トーンと「フロント」を演奏シーンに応じて使い分けてます。ゆったりした演奏なので、いつもの演奏より切り替えてるタイミングは、わかりやすいかもしれませんね。
☆イントロ時に何をごそごそやってんだw
ゆったりとしたイントロを聴きながら楽曲の世界観に没頭する…なんて余裕をもっている姿を披露したいところですが、僕がそんなコトやってもまったく絵にならないのでw、演奏前の諸準備をしている姿を披露してみましたw。
イントロの間にやった「諸準備」は、この5つ。
①エフェクターのプログラムを切り替え。
②ピックアップセレクターで「フロント+センター」を選択。
③ボリュームを絞る(6~7くらい)。
④ピックを持ち変える。
⑤袖を上げるw
④の「ピックを持ち変える」を補足しますと、この演奏では、マイルドだけど輪郭はしっかりしてる…というサウンドを狙って、~0:53まではピックの丸いほう(通常握る側)で弾いてます。通常どおりの持ち方に戻しているのは0:54。このタイミングでイントロ時に絞っていたボリュームも少し上げてます。
☆使用エフェクターについて+カミングアウト!
この年の夏に購入したマルチ・エフェクター「BOSS:GX-100」を使用しているのですが…、
ここでカミングアウト。実はこのときの演奏、プリセット音(メーカーがプログラムした音)を使って弾いてます。
あの頃は新しい機材を導入したものの、主に仕事の面でドタバタで精神的&時間的に追い込まれてまして…。新しい機材を積極的に調整してやろう…いや、そもそも機能を覚えよう…という気分になれなかったので、これまで使ってきたリード用ドライブ・サウンドに近かったプリセット音で弾いた次第。
だから、サウンド面に関するコメントをいただいたときは、すごく心苦しくて…「なんか、色々ゴメン…」なんて思ってました(苦笑)。
演奏中はプログラム・チェンジはしておらず、音色の変化は「使用するピック・アップ」や「ギターのボリューム・コントロール」、「ピックの使い方」「ピッキングの強弱」でつける…という、ものすごくアナログな手法でやったのですが、なんとかなるもんだなぁ…とw。
■録音録画について
当時の記事でも書いてますが、ライブ一発撮り・1テイクです。
何か演らないとずっとやらない気がする…という危機感があった一方で、何テイクも弾けるような精神&肉体の状況でもなかったので、「1テイクだけ!それでダメなら、没!」と決めて演りました。
やっぱ自分に対してドSでドМなんでしょうね…w。