新 シャーロック・ホームズの冒険 | jakeのブログ 

jakeのブログ 

夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

本日は読み終えた1冊から。久々のホームズ・パスティーシュ作品です。

新 シャーロック・ホームズの冒険

 

ホームズを訪ねたのは「新作用に考えた犯罪トリックを模倣した犯罪を目撃した」と語る女性ミステリー小説作家。しかも被害者は彼女が“創造上の被害者”として設定していた人物。その被害者の手には、彼女との接点を示唆するメモが…。事件の謎にホームズ&ワトスンの名コンビが挑む!

 

…ってな、感じでしょうか。

 

ワトスンの1日の行動を一瞬で見抜いたり、友人&相棒であるワトスンに調査の進捗を一切打ち明けないホームズ。そんなホームズの発言や行動に振り回され、一喜一憂するワトスン。でも、根底の信頼関係は、決して揺るぐことはない…。

本作で描かれているふたりのパワー・バランスが、コナン・ドイル作品の“それ”に、かなり近いのが好印象♪

 

一方で、帯に「トリオで謎解き」とあったので、ホームズ&ワトスンに依頼主である女性ミステリー小説作家が、どんなふうに絡んで事件を解決していくのか…?というところを楽しみにしていたのですが、その面においては消化不良な印象が…。

 

物語としては面白かったんですけどね。

 

キャッチ・コピーって、難しい…。