『ウルトラマン』でイデ隊員を演じていた二瓶正也さんがお亡くなりになりました。
二瓶さんが演じていたイデ隊員は、発明家であると同時に科学特捜隊のムードメーカー的な存在の陽気な隊員で、僕はウルトラマンに変身するハヤタ隊員並みに好きな隊員でした。
そんなイデ隊員の活躍の中でも一番思い出に残ってるのが、悲劇の怪獣・ジャミラが登場する「故郷は地球」。普段のコミカルな姿はどこへやら…。ジャミラに同情し、必死に声をかける姿やラストシーンでジャミラの墓標に向かって人間のエゴを唾棄する姿は今でも鮮明に覚えていますし、演じていた二瓶さんの格好よさが際立っていた話でした。
その後は、アニメで制作された『ザ・ウルトラマン』では声優としてトベ隊員役を(キャラクターの雰囲気が二瓶さんに似てたりする…笑)を、平成に入ってからは『ウルトラマンマックス』ではダテ博士役を演じていますし、上の写真のような特集ムックやウルトラ関係のイベントなどにも積極的に参加されていて、ウルトラ・ファンを大いに楽しませてくれました。
二瓶正也さん、素晴らしい作品と思い出を残してくれて、ありがとうございました。