本日、最終回を迎えた大河ドラマ『麒麟がくる』。最終回のタイトルは戦国時代最大のミステリーであり事件である「本能寺の変」。
これまでに大河ドラマ以外にも様々な小説やドラマで「本能寺の変」を見てきましたが、こんなに静かに熱く、そしてこの事変に至る過程から結果までが、こんなに切なくて哀しい「本能寺の変」は記憶にないです。
史実としてゆるぎない「本能寺の変」は、明智光秀が織田信長を討った事件だということのみ。
ここに至る経緯については今なお“正解”なんてものはないですし、この先どんなに研究が進んだところで当事者以外にその“真実”なんて、わからないもの。
後世に生きる我々の特権は「研究」による真実の追及と「想像」による物語、その両方にドキドキ・ワクワクし、歴史に思いをはせることができることだと思います。
麒麟がくる。素敵な大河ドラマでした。