読み終えた1冊から。
竹内良輔×三好輝・作 『憂国のモリアーティ(11) 』
モリアーティの下で活躍する盲目の天才技師・フォン・ヘルダーが表紙を飾る、この最新刊に収録されているのはコナン・ドイルによるホームズ物語(以下、聖典)の第2作品『4つの署名』をモチーフにしたエピソード。
『憂国のモリアーティ』の世界観に合わせてアレンジされた部分も見受けられるものの、物語の基本的な流れは聖典どおり。原作ファンとしては嬉しい限りで、アレンジも含めてとても楽しめました。
このエピソードにより、ホームズとミルヴァ―トンにも直接の接点ができ、イギリス屈指の頭脳を誇る3人による“三つ巴の戦い”が、いよいよ幕を開ける…。
7月に発売が予定されている12巻を、楽しみに待とうと思います。
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憂国のモリアーティ 11 (ジャンプコミックス)
528円
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