本日は読み終えた1冊から。
渋沢栄一・著、守屋淳・訳『論語と算盤』。
手にしたきっかけは、こちらの動画。
あの中田氏をして『バイブル』と言わしめた書籍を、ぜひ読んでみようと思って購入したのですが、中田氏が動画内で参考書籍として紹介しているものではなく、こちらは現代語訳版。正確には現代語妙訳版のため、動画内で触れられているエピソードが一部記載されていませんが、それでも十分濃い1冊でした。
中田氏以上に表現する自信がないので、書籍ではなく動画の紹介になってしまいますが(苦笑)、『論語と算盤』の要諦を、軽快で面白い話術をもってわかりやすく説明してある動画なので、3本トータルで1時間半ほどになりますが、苦にならないと思います。
…と、このまま動画と動画のクオリティを賞賛するだけで終わるのはちょっと癪なので自分の言葉で感想を書かせていただくと、渋沢栄一が本書を世に送り出したのは1916年。今から100年以上前に書かれた本なのですが、その主張するところや指摘するところは今でも充分に通用する…それどころか今だからこそ、必要なもののように思います。
きっかけこそ「動画に感化される」というミーハーなものでしたたが、読んでホントよかったと思える1冊でした。折を見て抄訳ではないものも読んでみようと思います。