ERNIE BALL“Guitar POLISH”
昨日ご紹介した“SHINE”同様、ガス噴射式では“ない”スプレー・タイプのボトルで、容量は4オンス…約118ml。これを購入したのは今から6年前なのですが、ボトルを振った感触からすると…これまた半分くらい残ってます…(苦笑)。
“SHINE”の強烈なニオイが我慢できず購入したのが、この“Guitar POLISH”。
こちらもガス式では“ない”スプレータイプなので、またしてもボディに直接スプレーして使っていたのですが(苦笑)、“SHINE”よりもさらっとした液状のポリッシュなのでスプレー幅が広く、広範囲に一気に磨き上げることができました。
肝心な、“POLISH=艶出し”という本分においては、こちらもとても綺麗に仕上がります!
例えば1つのボディを“SHINE”と“Guitar POLISH”とで左右半分づつ磨いたとして、何でどちら側を磨いたか当ててみて?と聞かれても、見分けられない自信があるくらい(消極的な根拠だナ…苦笑)、優劣は付け難いです。
さて。誤った使い方による判定はともかくとして、磨きやすさや仕上がりの美しさには満足しているのにもかかわらず、なぜ6年経った今もボトル半分残っていたり、他のポリッシュを買ったりするのか…?
理由は2つ。
1つは、またそれか!という感じなのですが、このポリッシュのニオイ…甘ったる~いイチゴミルクのようなニオイ…がダメだったから。
シナモンほど苦手なニオイではないとはいえ、香料はかなりキツめで、磨いているうちに部屋中に甘ったる~いニオイがどんどん充満してくるのが…つらかったんです。
さきほど『1つのボディを“SHINE”と“Guitar POLISH”とで半分づつ磨いたとして…』なんて例題を出しましたが、「見た目」では判断できなくても「残り香」を検証させてもらえたら、判断できるかもしれない…。そのくらい特徴的なニオイがします。
もう1つは、このポリッシュが「サラッとした液状のポリッシュ」であるがゆえの弱点に悩まされたこと。
具体的には液ダレのことで、ポリッシュをスプレーして、磨きやすいように楽器の角度を変えると噴霧した液体が、たらたら~…と流れていくんですよね。
もっとも、僕のようにボディに直接かけることは想定されていないので、この件に関しては、難癖になるのかもしれませんが…(苦笑)。
また、写真をよ~く見ていただくと、噴霧する部分がうっすらピンク色になっているのですが、これはボトルの噴霧口からの液ダレによるものなんですよね。
おそらくボトルや噴射口の構造に起因するのだと思いますが、数回使用すると噴射口がベタベタになって液ダレしてくるんですよね。
で、そうこうしているうちにプッシュする自分の手がポリッシュ&イチゴミルク臭にまみれる…と(泣)。
ただし、この噴射口の液ダレについては、このボトルだけがたまたまダメだった…という可能性も否定できません。なにせ僕はこの1本しか使ったことがない(正確には使い切れていない)ものですから…。
そんなワケで、ニオイに悩んで他のポリッシュを選んだのに、次はニオイ+手の汚れに悩まされるとは…。ということで、こちらも使い切れず今に至っています。
ちなみに購入から6年も経った今も、その甘ったる~いイチゴミルク臭も噴射口からの液ダレも、健在(苦笑)。
“SHINE”もこの“Guitar POLISH”も、その仕上がり具合にはとても満足しているので、暖かい時期に扇風機フル稼働+窓全開放で、あと、何よりボディへの直接噴射は止めて(苦笑)、最後まで使い切ろうと思っています。