京都寺町三条のホームズ(14) / 望月麻衣 | jakeのブログ 

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いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

本日は読み終えた1冊から。

京都寺町三条のホームズ14巻

望月麻衣:著『京都寺町三条のホームズ(14)』。

先週13日に発売された2ヵ月連続刊行・第2弾にしてシリーズ最新刊です。ブログで触れるまで時間が空いてしまいましたが、発売当日に購入したのは、言わずもがな。

 

さて。本巻の主役でもあり、表紙を飾るのは葵。これまで表紙のイラストでは可愛いらしくふんわりとしたイメージで描かれてきた葵ですが、本巻は今までにない“凛”とした表情がとても印象的です。

例によって我がささやかなブログでネタバレしないよう内容には触れませんが、実際に本巻収録の物語を読んでみると、このイラスgは物語自体を見事に表現しているなぁ…と思いました。

 

本シリーズはカテゴリーとしては“キャラクター・ミステリー”、紹介文章やアニメなどでは“はんなりミステリー”と表現されていますが、「京都」「骨董」「ミステリー」に「恋愛」が加わり、更に各キャラクターの「成長」や「人生観」が加わり…と、物語で表現されるものは巻を追うごとに広く、そして深くなっているように感じます。

 

 

 

☆余談①

先月・今月と連続刊行された2冊を並べて撮影してみました。

当初の編集者さんのもくろみは2巻同時リリースで、店頭でこんなふうに2巻並ぶ状況を思い描いていたのだとか。

 

☆余談②

13巻の上海、14巻のニューヨークとも、作者である望月さんが実際に訪問しているだけあって、それぞれの街の雰囲気や美しさはもとより、街に溢れるパワー感なども伝わってきて、普段の京都を舞台にした物語とは、また別の楽しさがありました。