成功はゴミ箱の中に~レイ・クロック自伝  | jakeのブログ 

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本日は、年始に読み終えた1冊から。いわゆる“寝正月”を送っていましたが(苦笑)、読書習慣はどうにか維持できました。

マクドナルド創業者レイ・クロックの自伝『成功はゴミ箱の中に』。

 

ユニクロの柳井正さんやソフトバンクの孫正義さんが「バイブル!」と絶賛していることを兼ねてから知っていたのですが、性分である天邪鬼が災いして、実際に手にするまで随分時間がかかってしまいました(苦笑)

 

“事実は小説より奇なり”とはよく言ったもの。「マルチミキサー」の営業マンが偶然目にしたハンバーガー・ショップのオペレーションに感動してビジネス展開する物語…なんて“創作”では絶対出てこないであろうことを実際にやって成功させたのが、本書の主役にして著者であるレイ・クロック。

 

仲間意識の強いアメリカらしく(?)唐突に関係者の名前が出てきて「あれ?この人、前の章に出てたっけ?どんなポジションの人だったけ?」なんて感じで、本論から外れてしまうことがあるので少々読みにくくは感じましたが、マクドナルドという大企業の誕生ドキュメントとしても、起業や事業活動のヒントとしても、非常に興味深く読める1冊でした。

 

“しくみ”を作るって、やっぱ大事ですね…。

 

 

 

余談

柳井さんが寄稿した本書の解説“レイ・クロックの金言、私はこう読む「事業の創り方」「市場の捉え方」法則7”も、とても読み応えがありました。レイ・クロックの起業家・経営者としての特徴をギュッとまとめてあるので、この解説を読むだけでもよい刺激になると思います。