本日は久々にこの話題。
今回は、当時書いた「ボリューム」に関する記事の、この部分をフォローしてみようと思います。
“出力0.1Wで使用したのですが、ボリュームつまみを(時計でいうと)9時~10時あたりにした状態で生徒さんのアコギの音量と同じくらいか、気持ち音量的に負けるかな…という程度。0.1Wでもここまで鳴るんだ…というのが正直な感想。”
まず基本スペックとして、このアンプは「0.1W」「1.5W」「5W」の3段階で出力を切り替えることができます。スイッチ切替だけで音質を損なわず音量だけ変えることができる…コレ、何気に便利な機能です。
今回は、次の3つのシチュエーションで感じたことを書いてみます。
①自宅練習
大音量で鳴らせる住宅環境ではないので、出力0.1Wで充分。僕の楽器部屋と隣接する息子の部屋とは木製の引き戸で隔てられているのですが、ボリューム半分まで上げない程度でも隣の部屋にバッチリ聴こえていたようです。
ヘッド・フォン・アウトもついているので、家庭内トラブルを避けたい方は、こちらの利用をどうぞ…ってところでしょうか。
②キャパ10~15名程度のスナック(笑)
ビリヤード連盟の仲間たちと飲みに行くスナックで“遊び”で店のカラオケにあわせて弾いてみました。
このときはアンプの出力「1.5w」・ボリューム3時くらい(クリーン・トーンの場合はもう少し上げ気味に設定)の設定で弾いたのですが、カラオケの音量に程よくブレンドされた状態で店内に届いていたようです。
同席した友人からは「せっかくだから、もっとデカい音出して弾いてもいいんじゃない?」なんて言われたのですが、彼も僕も酔っぱらっていたので、これを信じていいものかはアヤシイところではあるのですが、今度は5Wで鳴らしてみようかな…と思っています。
ただ、1.5wでもそこそこイケたのは、このお店が集合マンションの一角にあるためカラオケの音量自体が一般的なカフェのBGMより気持ち大きい程度で設定されていたからかもしれません。
③小規模ホールにて
今年の5月に某市の公民館で演奏&講演をやったときに、モニターとして使用してみました。
上の写真は実際のセッティング。基本的にPAのメイン・スピーカーを自分の後ろにセッティングするのでモニターは必要ないのですが、このときは会場の方から「小さ目の音量でお願いします」とのリクエストがあったので、急きょモニターとして使用しました(ちなみに持って行った本来の目的は「エレキ・ギター用のアンプとはどういうものか?」を紹介ことです)。
出力「5W」・ボリューム4時くらいで使用。アンプの前に立つとそこそこ鳴ってるかな…という感じですが、さすがに耳の高さに設置されているメイン・スピーカーの音量には勝てず、「微力ながらお手伝いさせていただきます」ってな感じでした。
元々が自宅用練習を想定しているアンプなので、僕のような使い方をする方がいるのだろうか…?という微妙なレポートですが(苦笑)、参考になれば幸いです。