PANSPERMIA / CASIOPEA 3rd  | jakeのブログ 

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いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

目下愛聴中の1枚から。

CASIOPEA 3rd5枚目のオリジナル・アルバム『PANSPERMIA』。アマゾンで予約しておいたのですが発送が混雑しているそうで、こちらの想定以上に遅くなる見込みだったのでキャンセルし、最寄のCDショップで購入してきました。

 

さておき。

 

先日購入した「JAZZ LIFE」の特集記事によると、アルバムタイトルは「生命宇宙飛来説(パンスペルミア説)」に由来するもので、「宇宙からの贈り物」をイメージして制作したのだとか。

 

カシオペアというバンド名自体も(綴りは違うものの)星座に由来していますし(バンド名を星座の名前からとるというアイデアは、野呂さんのお母様の提案なのだとか)、「SPACE ROAD」「GALACTIC FUNK」といった宇宙を連想させる代表曲もあるので、「宇宙」というコンセプトは満を持して登場って感じでもあります。

 

今年春のライブでも披露された1曲目の「BEYOND THE GALAXY」からラストの「THE UNIVERSE OF LOVE」までの全10曲はいずれも超個性的なのですが、コンセプトに沿って制作されていること、アナログ・シンセを効果的に使用したサウンド面の特徴もあって、全体を通じて太い芯が通りグッとまとまった印象があります。

 

聴き馴染んだ直近の3文字タイトル3部作(「A・SO・BO」「I・BU・KI」「A・KA・RI」)が、アルバム1枚の中でバラエティーに富んだ、カラフルな印象だったこともあって本作を最初に聴いたときには、従来との違いに衝撃を受けましたが、同時にデビューから40年経った今なお、チャレンジと進化を続けるストイックな作品に、すっかり感服してしまいした。

 

その一方で、同封されているDVDに収録されている二十数年ぶりとなるMVでは映像の美しさと同時に「そこまでやるか…」な面も(笑)。ああいう大人が真面目にオチャラケて楽しんでいる感じは、ライブなんかで観ている3rdの雰囲気がそのまま出ていたように思います。

 

そんなストイックさとユニークさのバランス感覚が、3rdならでは…の個性なのかもしれないですね。それを体感できるであろう、この夏のライブが俄然楽しみになってきました。

 

 

 

 

 

追記

アマゾンとのやりとりはチャットで行ったのですが、スタッフの方の対応が迅速かつ丁寧でとてもよかったです。

配送が遅れてることやその連絡がないことにイラっときていたのですが、あんなふうに真摯で気持ちのよい対応をしてもらえると、次も利用しようと思えますね。