本日は購入した1枚から。
アメリカの歌手・マルティカが1988年にリリースしたデビュー・アルバム『マルティカ』。入手ルートは、例のごとく○ック・オフです。
ちなみに邦題は『誘惑のマルティカ』。オリジナルにはない“誘惑”なんて言葉をあえてつけた理由は…、わかりません(苦笑)。
おめあてはアルバム4曲目に収録されている“Toy Soldiers”。高校の頃にラジオの深夜放送(記憶の限りではNHK-FMの「クロス・オーバー・イレブン」。津嘉山正種さんの語りが渋くて格好よかった!)でこの曲を聴いたときに、「なんて切なくも格好いい曲なんだ!」と感動し、当時シングルCD(懐かしの8cm!)を購入してよく聴いていました。
そんな思い出の曲をウン十年ぶりに聴きましたが、「なんて切なくも格好いい曲なんだ!」という印象は、幸いなことに美化された過去の記憶ではなく(笑)、今聴いても素直に素晴らしい曲だ…と感動しました。
実際のところ、彼女の曲って“Toy Soldiers”以外は知らず(強いて言えばカップリング曲を覚えていますが、このアルバムには未収録でした)、アルバム作品として様々な楽曲を聴くのは今回がはじめて。
なにせ今から30年前の作品なので、サウンドや一部の楽曲には時代を感じてしまう面もありましたが、彼女のヴォーカリストとしての力量や声質は今聴いても素晴らしい!「“Toy Soldiers”聴けりゃいいや~」なんて軽い気持ちで購入したのですが、気が付いたらアルバム全体を何度もリピートして聴いてました(笑)。
ちなみにカー・オーディオで流していたら高1の我が息子が「このアルバム格好いいね~!」と言っていたので「コレ、お父さんが今のお前くらいの頃に聴いてた曲なんだよ」と教えたら驚いてました。
彼らの世代にとっては、とても新鮮なサウンドに聴こえるのかもしれませんね…・。
![]() |
誘惑のマルティカ!
Amazon |
余談
「Toy Solders」。はじめてタイトルを聞いたときには「遠いソルジャー」と真剣に勘違いしてました(苦笑)。ブログ本編では“格好いい曲”とだけしか書いていませんが、ドラック問題を扱ったとてもシリアスな歌です。