購入したCDから。最近、やたらCDを買っていますが、ライブ前における音楽制作からの逃避行動とかでは、ありません(笑)。
アメリカのロック・バンドBon Joviが1988年にリリースした4枚目のアルバム『New Jersey』。
某○ック・オフをブラついていたときにたまたま見つけたものなのですが、このアルバムに収録されている曲を、大学の軽音楽部時代に演ったことを思い出したら無性に聴きたくなり、購入した次第です。
今から30年前の作品なので、サウンド処理にこそ時代を感じますが、楽曲の良さは今でも充分通用する…どの曲がシングルカットされてもおかしくないような名曲揃いのアルバム。当時日本ゴールドディスク大賞を受賞したそうなのですが、それも納得です。
ところで、その大学生時代に演ったことがある曲というのが、アルバムの曲目に収録されている「Stick To Your Guns」。言ってしまえばこれが聴きたいがために買ったようなものです。
当時、一緒にトリオ・バンドをやっていたベーシスト(兼ボーカル)が「これ演りたいんだよね」と持ってきたのですが、クラプトンの影響でブルースにどっぷり浸かっていた僕にとってはすごく格好よく新鮮に感じて「ぜひ演ろう!」という話になりました。
ところが、いざ演ってみるとイントロの16分音符裏スタートのリフがもたって「リズムがズレてるぞッ!」と怒られ(苦笑)、そのあとのアルペジオも音が途切れ途切れになって「アルペジオになってない!」とこれまた怒られ(苦笑)…。というワケで、必死になって練習し、その甲斐あって…。
と言いたいところですが、最終的には演りたいと言っていたベーシストが「歌のキーが高くて歌えない…」と言い出し、バンドのもう一人のボーカルである僕も(当時は歌っていたのです)、ギターを弾くのにいっぱいいっぱいで歌うどころではなく(苦笑)、あえなくボツになりました(アマチュア・バンドにはよくある話です)。
そんな思い出の曲を二十数年の時を経て久々に聴きましたけど、ドラマチックな展開や、キャッチーなサビがやはり格好よく、あらためていい曲だなって思いました。ちなみに、当時弾けなかったパート、今ならたぶん怒られずに弾けるんじゃないか…と(笑)。
そんな懐かしい思い出に浸りながら聴いているうちに、3曲目の「Born To Be My Baby」も演ったことがあったことを思い出しました。
これはバンドとか人前で演奏した記憶がないので、音楽教室に通っていた頃にレッスン課題曲として演ったのだと思います。
当時はソロに興味がなかったので(※)、バッキング・パート(と言ってもパワー・コードが大半ですが…)を、「おぉ!ロック演ってるぜ!」なんて思いながら演奏してました。
以上、アルバムにかこつけて、甚だ個人的な思い出話に終始したブログでございました(笑)。
※今の演奏スタイルを知っている人にとっては「嘘だ!」と思われるかもしれませんが、当時はギター=伴奏楽器という固定概念にとらわれていたので、ホントにギター・ソロに興味がなく、レッスンでもバッキング・パートばかり選んでました。
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NEW JERSEY (スーパー・デラックス・エディション)(初回限定盤)
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【 α-Project Live Information 】
さんぽ de 野外ライブ to スペシャルライブ
日 時:11月4日(日) 11時~
出演会場:M’s Cafe (岐阜市柳ケ瀬通3-9)
出演時間:11時45分~12時30分