シャーロックホームズの素敵な挑戦 | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

アマゾンで注文しておいた、このDVDが届きました!

DVDに記載されている情報によると1980年12月にテレビ放送されたそうですが(このDVDにはこのときの日本語吹替版も収録されています)、僕が観たのは、それよりずっとあとで、深夜放送されていたものをビデオ録画(懐かしい!)して観ました。あと、同じ時期にノベライズも入手して読んでいます。

 

…が。

 

映画を観たのもノベライズを読んだのも二十年近く前の話(笑)。

 

印象的なシーンはおぼろげながら覚えているのですが、全体のストーリーは驚くほど忘れており、「あぁ、こういう話だったんだ…」という感じでした。

 

ホームズのパスティーシュ作品には、彼が活躍した時代に実在した人物や他小説の主人公との共演というものがいくつかあるのですが、本作もその1つで、DVDジャケットでホームズの隣に描かれている髭面の男性は、かの有名なジークムント・フロイト

 

ホームズの有名な“悪癖”と、これによる肉体&精神の崩壊を食い止めるべく、彼の相棒にして親友であるワトソンが治療を託した相手が、フロイトだった…という設定。

 

時期的には「空白の3年間」の“直前期”。なので、宿敵・モリアーティー教授も登場しますが、ホームズとの関係性や彼の素性は、ちょいとユニーク。他のパスティーシュでも似たような設定を見たことがあるので、“本作特有”とまでは言いませんが(※)、ホームズの特徴的な人格が形成された一因として納得させられる設定になっています。

 

推理あり、アクションあり、19世紀末ヨーロッパの世相あり、ちょっとしたロマンスもあり…なので、少々忙しい感もありましたが(笑)、それらを飲み込みながらエンディングに向けてイッキに突っ走っていく勢いの良さにも好感がもてる作品でした。

 

※ひょっとすると、映画の制作当時は特有の設定たったのかもしれません…。