先日読み終えた1冊から。
国書刊行会の企画による「ホームズ万国博覧会」の“インド篇”『ホームズ、ニッポンへ行く』。
ホームズが「ライヘンバッハの滝」に消えた『最後の事件』から、劇的なカムバックをはたす『空き家の冒険』までの“大空白時代”にスポットを当てたパスティーシュ作品で、その活躍の舞台はインドと、我が国ニッポン。
実際には『空き家の冒険』でホームズ自身が語った訪問先に日本は含まれていないのですが、作者の「もしも…?」という想像力から生み出された“新作”はパスティーシュ作品ならではの楽しみ。
舞台は変われども待ち受ける様々な事件や妨害を、持ち前の推理力と行動力で切り抜けていくホームズの格好よさは変わらない!特に最近はジャンキー・ホームズの話を読むことが多かったので(苦笑)、久々に活力に溢れたホームズが活躍する物語を読めてうれしかったです。
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〔info〕のんきな音楽会2016
【開催日】11月20日(日)
【場 所】各務原市川島笠田町
河川環境楽園(オアシスパーク)内 中央噴水広場
【開 演】12時00分 ※公園自体は9時30分開園
【出 演】全6組
☆ロックあり、ジャズあり、フォークあり…と多彩な音楽をお楽しみいただけるイベントです!
『ホームズ、ニッポンへ行く』にはホームズが果敢にもヴァイオリンでインド音楽に挑戦し、短時間でマスターするという驚異的な音楽センスを見せつけるシーンも登場します。
ワタシにはそんな驚異的な音楽センスは残念ながらありませんが(笑)、ライブでは精一杯の演奏をお届けします!