元マイクロソフトジャパンの元社長成毛眞さんの著書『大人げない大人になれ!』。近所の某○ック・オフで購入したのですが、たぶん…いや、間違いなく2度目の購入です(^^;)。
立ち読みしている段階で「前に読んだような気がする…」とは感じたのですが、じゃ、内容を覚えているか?といわれるとホントうっすらだったし、以前は当時はこの本の内容云々というより成毛さんの著作だからとりあえず…という感じで入手しているのに対し、今回は純粋に(?)このタイトルが心にひっかかったんですよね。それに2度目といったところで、コンビニ珈琲1杯分で買えちゃいましたし…(^^;)
さておき。
大人げない大人として、様々な人(本人含む…^^;)や事例が紹介されていたのですが、つまりは自分の世界とやっていることに自信と情熱を持って行動すりゃいいじゃん!ってことかなって解釈しました。
実際、僕自身も「この人はすごいな、尊敬できるな…」なんて思った人は、遠い存在(=雲の上の存在)であれ、身近な存在(=今までの人生で実際に出会った人)であれ、優秀なだけじゃなく、どっか大人げない。「え!そういうこと言っちゃう?やっちゃう?」みたいな危なっかしいところがあって、一緒にいるとハラハラさせられるんだけど、でも最終的には「あの人だからね」って認められちゃう(^^;)。
自分が、歳を重ねるごとに、ある程度好き放題やっている一方で、確実に保守的になっている面を感じる昨今だからこそ、このタイトルにひっかかったんだろうなぁ…。
性格的に「よし!オレもたった今から“大人げなく”いこう!」とはいかないけど、自分の内側にある情熱とか信念とかは、ちゃんと持ち続けよう…なんて思いました。
■余談
つい最近、自身が関与する、あるプロジェクトで何人もの大人が仕事(?)をする姿を、客観的に見る機会があったのですが、この本を読んだあとだっただけに「大人げない」と「ガキっぽい」は、別モノだな…なんてことを思いました。先日の採決の様子なんかを見てると、国のお偉いさんたちにも、同じことが言えるかな(--;)。
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