サザンオールスターズ約10年ぶりのアルバム『葡萄』を入手しました。
「この人たちに期待を裏切られることはないだろう」とは思っていましたが、1枚を通して聴いて、やはり、裏切られませんでした。
僕が感じるサザンの楽曲面での魅力は、いい意味で“ごった煮”なところ。バンドの基盤にあるものはロックには違いないと思うのですが、その“味付け”が千差万別なので、『アルバム』という媒体を1枚通して聴くのが、ホントに楽しい(^^)。
歌詞についても、ピリっとくる社会風刺があるかと思えば想いを切々と伝えるもの、純愛系ラブソングから下ネタ系ラブソング(^^;)と、これまた千差万別。
そんな“ごった煮”な感じがありながら、それでも一聴しただけで「あ、サザンだ!桑田さんの作品だ!」とわかっちゃう存在感は、やはりスゴイ。
ホント、唯一無二のバンドだよなぁ…なんて思いますね。