小学館・ビックコミックで連載中の『BLUE GIANT』の第5巻。
“ジャズ”という音楽に感動し、地方の川原でやみくもにサックスを吹いていた若者も、師匠を得て成長し、ようやく5巻にしてようやく初のバンド結成。
強烈な個性を持つ面子だからこそ、結成までトントン拍子で決まるわけなく、バンド・メンバーを巡る互いの主義主張のぶつかり合いは、この5巻に収録されている話の中でも、特に読み応えがありました。
そういえば学生時代にバンドを組むときもその後の運営も、こんな感じで喧々諤々やってたっけなぁ…。
もちろん、この作品のようなハイレベルなバトルではありませんでしたけど、読みながら、その喧々諤々やってたときの熱さや、ガキっぽい向こう見ずさ(^^;)なんかがアタマの中に浮かんできて「あの時ボクは若かった…」なんてことを思いながら、読了しました。
このトリオが活躍するであろう今後の展開が、愉しみです。
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