最初に意識して“ヒゲ”を生やしたのは大学生の頃。その理由(きっかけ)というのは、かなりミーハーで(つまり今も昔もこのあたりは変わらないってことですね…^^;)、
①エリック・クラプトンのライブ作品『アンプラグド』を観たこと。
②カシオペアのライブ作品『パーフェクト・ライブ・Ⅱ』を観たこと。
③当時付き合っていた彼女の好みのアイテムだと知ったこと。
という、3つの影響が重なったことでした。
①エリック・クラプトンのライブ作品『アンプラグド』を観たこと。
今さら説明不要な大ヒット作:エリック・クラプトンの『アンプラグド』。僕に限らず、あの映像を視聴した翌日に、ひげを生やした、濃紺のスーツ(ジャケット)を着用したか、マーチンの購入を検討した人って、多いんじゃないかなぁ…なんて思うのですが(以前ちらっと書いたことがありますが、僕の周囲には多かったのです^^;)、大人の色気というか、とにかく佇まいがメチャクチャ格好よくて、「あんな格好いいオヤジになりたいッ!」なんて思ったんですよね。年齢、全然違いますけど(^^;)。
この作品を、特にリアルタイムで視聴した方(特にギター弾き&ミュージシャンの方)なら、なんとな~く、この気持ちをご理解いただけるのではないか…?と思うのですが…。
②カシオペアの『パーフェクト・ライブ・Ⅱ』を観たこと。
カシオペアのデビュー10周年記念ライブの模様を収めた映像作品(後にレコード(CD)版もリリースされています)『パーフェクト・ライブ・Ⅱ』。当時はちょうど“フュージョン”というジャンルに興味を持ち始めた頃で、バイトをしていた楽器店にあったこのライブ・ビデオがあって借りて観たのですが、その素晴らしいライブ・パフォーマンスにはいたく感動し、その感動が“フュージョン”というジャンルに興味を持つ決定打になったように思います。
その演奏やジャンルだけじゃなく見た目的な部分でも感化された部分が2つあり、その1つが楽器を弾くときの体の動かし方…という音楽の本質的な部分から離れたもので(^^;)、もう1つが“ヒゲ面”というさらに音楽の本質から離れたものという…(^^;;)。
この『パーフェクト・ライブ・Ⅱ』の頃の野呂さんもヒゲをはやしておられまして、これがまた渋くて格好よくて、「あぁ、あの感じが欲しい…」なんて思ったわけです。
③“ヒゲ”が当時付き合っていた彼女の好みだと知ったこと
①②の2作品で、音楽だけじゃなくルックス…の特に“ヒゲ”に目がいった理由は、間違いなくこれ…ですね(^^;)。
彼女から、高校生の頃、友人たちと好きな男性のタイプの話になったときに挙げたのが「ヒゲが似合う人」だった…なんて話を聞きましてね、当時。
まだ付き合い始めて1年とか…そのくらいの時期でしたから、ほら、そういう時期って「~が好みなの~!」なんてのに過敏に反応する時期じゃないですか…(^^;;)。
で、「そっか…“ヒゲ”かぁ…」なんて頃に、2人の格好いい“ヒゲの似合う大人”を観たものですから、いよいよその気になっちゃった…ってなわけです。若いね~(^^;;;)。
そんなミーハーなきっかけで、大学3年の半ばくらいから大学卒業までの間、ずっとヒゲを生やしていました。
(続く)
☆余談 その①
僕がカシオペアを聴くようになったのはナルチョが加入した第2期からなのですが、その頃の野呂さんはヒゲを生やしていなかったので、『パーフェクト・ライブ・Ⅱ』ライブ映像で“ヒゲを生やした野呂さん”を観たときは、おどろきました。
☆余談 その②
文中に出てくる“当時付き合っていた彼女”は、現・ウチのカミさんです。念のため(^^;)。