古くからの友人の紹介で、『渡されたバトン~さよなら原発~』という映画を観てきました。
内容が内容なだけに、所謂インディーズ制作によるもので、上映もまた、各地の有志の方々が運営されています。
誤解を恐れず言えば、(スポンサー等を抱える=スポンサーの意向が多かれ少なかれ反映される)メジャーレーベルでは制作しないでしょうし、ロードショーには全く持って向かない。仮にそれが実現したとしても、客入りを目指すのは、かなり難しいでしょう。
ボク自身、映画にはエンターテイメントを求めるタイプなので、仮に最寄りの映画館で上映されていたとしても、おそらく観に行かなかったと思います。
でも。
多くの人に見てほしい。そして、考えてほしい…と思わずにはいられない作品でした。
あれから“わずか”3年半しか経っておらず、しかも未だ何ら画期的な解決策が見出せず、老朽化した設備を「全然ダイジョブ!」なんて嘯き『再稼動ありき!』でコトを進める…という摩訶不思議な思考停止をした我が国には、必要な映画だと思います。
映画の内容について考えさせられたことについては、また後日。
この映画を紹介してくれたMご夫妻(友人に“ご夫妻”なんて改まった表現をするとなんだか照れますけどね)に、感謝!
※HPによると様々な場所で、上映が企画されているようです。機会があれば是非ご覧ください。そこここのシーンで色々考えさせられると思います。上映時間は約2時間ですが、2時間を費やすだけの何かは、あると思います。