クリスティ・ハイテンション①~⑦ & クリスティ・ロンドンマッシブ①~③/ 新谷かおる | jakeのブログ 

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いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

ホームズの姪っ子、“クリスティ”(※)の活躍を描いた、新谷かおるさんの『クリスティ・ハイテンション』とその続編『クリスティ・ロンドンマッシブ』という漫画を購入しました。
※ドイル作品には登場しない漫画のオリジナルキャラクターです。

1年半ほど前に購入した『別冊宝島 シャーロック・ホームズ完全解読』というムック本でホームズ・パスティーシュ作品の1つとして紹介されていたため、この作品のことは知っていたのですが、実は昔から新谷さんの画風がちょいと苦手(ちょっとくすぐったい感じ…)で(^^;)、興味はありつつも距離を置いていた感じでした。

…という前フリに近いことを数日前の『シャーロック・ホームズ最後の解決』に関するブログでも書いているので(^^;;)、ほぼ推察がつくかとは思いますが……(^^;;;)。

あらためて購入する気になったきっかけは、先日読んだ日暮雅通氏の『シャーロッキアン翻訳家 最初の挨拶』で紹介されていたこと。

最初に作品を知るきっかけとなったムック本よりも、もう1段突っ込んだ感じで紹介されていたため物語の内容が把握しやすく、僕の中で 「内容への興味 > 苦手な画風」 という構図が出来上がり、とりあえず1巻・第1話だけでも見てみるか…ってな感じで某○ック・オフで様子見がてら立ち読みしたのが、先週の月曜日で…中古本+新品本の組み合わせにより、その3日後には…

ご覧のようなありさま(^^;)。まさに“物欲(又は執着心)の暴走”ってな感じで(^^;;)、最新巻まですべて揃えてしまいました。

そんなこんなで入手した全10冊を、これまた暴走ペースで夜な夜な読んできたワケですが、

いやぁぁぁ~!これは面白いわぁぁ~ッ!!

ドイル作品をモチーフにした作品群では、それぞれの作品の“美味しいところ”をうまくピックアップしてあるし、オリジナル・ストーリーも作品の時代背景をうまく絡めてあったりして、ホームズ物語の世界観を逸脱しすぎない(漫画ならでは!な逸脱もありますが…^^;)感じが非常に好感の持てる作品でした。

こんなに“きれる”姪っ子が自分にいたら…たまりませんけどね(^^;)。